
Googleは「The Android Show: I/O Edition」において、AIを活用した新機能「Create My Widget」を発表しました。Android向けに提供される新機能で、ユーザーが文章で希望を伝えるだけで、自分専用のオリジナルウィジェットを自動生成できるのが大きな特徴です。
まずはPixelシリーズとSamsung Galaxyシリーズ向けに、今夏から提供が始まる予定です。
欲しい情報を文章で伝えるだけ
Create My Widgetは、GoogleのAI「Gemini」を活用した新機能です。使い方はシンプルで、「どんなウィジェットが欲しいか」を自然な言葉で入力するだけです。

たとえばGoogleは、「高タンパクな作り置きレシピを毎週3つ提案して」と入力する例を紹介しています。するとAIが必要な情報を整理し、ホーム画面に配置できる専用ダッシュボード型ウィジェットを自動生成します。
さらに、自転車ユーザー向けとして、「風速と降水情報を重視した天気ウィジェット」といった使い方も可能とされています。必要な情報だけを抽出した、自分好みの表示に仕上げられるのが特徴です。
GeminiがWebやアプリの情報も統合
この機能では、GeminiがWeb上の情報だけでなく、Googleアプリとも連携します。
たとえば旅行を計画している場合には、フライト情報やホテル予約、レストラン予約などをまとめて表示するウィジェットも生成可能とのこと。複数アプリを行き来しなくても、必要な情報を1か所で確認できるようになります。
単なる固定表示のウィジェットではなく、ユーザーごとに内容が最適化される「パーソナルダッシュボード」のような方向性を目指しているようです。
Androidにさらに深く組み込まれる生成AI
今回の発表からは、Googleが生成AIをAndroid OSそのものへ本格的に統合し始めていることもうかがえます。
従来のウィジェットは、開発者側が用意したものを利用するのが基本でした。しかし今後は、ユーザー自身が必要に応じて自由に作成する時代へ移行する可能性があります。
現時点では、どこまで複雑なウィジェットを生成できるのかは明らかになっていません。ただ、Googleは今後さらにAI機能を拡充していく姿勢を示しており、Androidのホーム画面体験は大きく変わっていきそうです。
