
Googleのスマートフォン「Google Pixel」シリーズで、着信に気づかない不具合が一部ユーザーから報告されています。端末がサイレント状態に固定されたり、バイブレーションが動作しないといった現象が発生しているようです。
現時点ではすべての端末で再現されているわけではないものの、ユーザー体験に大きな影響を与える問題として注目されています。
サイレント固定や振動しない症状が報告
報告されている不具合は複数のパターンがあります。特に多いのは、端末が意図せずサイレントモードに固定されてしまうケースです。おやすみモードやスケジュール設定を無効にしていても反映されない場合があるとされています。
また別のケースでは、バイブレーション設定にしているにもかかわらず、着信時に振動が発生しないという現象も確認されています。着信画面にはサイレント状態の表示が出る一方で、着信を逃した後の通知では正常に振動するなど、挙動に一貫性がない点も特徴です。
最新機種だけでなく旧モデルでも発生
この問題は最新モデルに限ったものではなく、「Pixel 10 Pro」や「Pixel 7 Pro」など、複数世代にわたって報告されています。
特にAndroid 16へのアップデート後に発生したという声もあり、ソフトウェア側の不具合の可能性が指摘されています。なお、類似の問題は2024年にもPixelシリーズで報告されており、完全に新しい現象ではないようです。
一般的な対処では解決せず
ユーザーの間では、さまざまな対処法が試されています。セーフモードでの起動やおやすみモード設定の削除、Bluetooth機器の切断、通話アプリのキャッシュ削除などが挙げられますが、いずれも決定的な解決には至っていません。
そのため、単純な設定ミスではなく、システムレベルでの動作不具合とみられています。
一時的に改善する回避策も
現時点で公式な修正は提供されていませんが、ユーザーコミュニティではいくつか有効とされる回避策が共有されています。
1つは振動設定のリセットです。着信時のバイブレーション強度を一度ゼロに下げて保存し、その後再度好みの強さに戻すことで、動作が復活するケースがあります。
もう1つは段階的な着信音機能の無効化です。最初に振動し、その後徐々に着信音が大きくなる設定をオフにすることで、不具合が回避できたという報告もあります。
早期の修正に期待
今回の問題は発生頻度こそ限定的とみられるものの、電話という基本機能に関わるため影響は無視できません。重要な連絡を逃す可能性がある点は、多くのユーザーにとって深刻です。
今後、Googleからの公式対応やアップデートによる修正が待たれる状況といえそうです。

