
Xiaomiは2026年3月20日、同社の人気機能である「Super Wallpaper」に対し、新たなALPHAアップデートを配信しました。今回も公式な更新内容は公開されていませんが、内部データからは描画処理の最適化に重点を置いたアップデートであることが確認されています。
描画エンジンを中心に最適化、見た目の変化はなし
今回のアップデートでは、新たな壁紙の追加は行われていません。対象となっているのは「Snow Mountain」「Earth」「Moon」の3種類で、いずれも既存の人気Super Wallpaperです。
更新の主眼は、VulkanおよびOpenGLベースの描画処理の最適化にあります。アーキテクチャ面ではTarget API 28をベースに、arm64-v8aおよびarmeabi-v7a向けに調整が施されており、ロック解除時のアニメーションやホーム画面のスワイプ操作がよりスムーズになるよう改良されています。
各バージョンは以下の通りです。
・Snow Mountain:ALPHA-2.7.577-03170711-vulkan
・Moon:ALPHA-2.6.577-03170712-ogl-64
・Earth:ALPHA-2.6.577-03170714-ogl-64
フラッグシップ端末で効果を実感しやすい理由
Super Wallpaperは3D描画を多用する特性上、GPU負荷が高いことで知られています。今回のアップデートでは、Snow MountainにVulkan、EarthとMoonにOpenGL 64bit最適化が施されており、GPU処理の効率が向上しています。
これにより、常時表示ディスプレイからロック画面、さらにホーム画面へと移行する一連の動作がより滑らかになり、いわゆる引っかかりの少ない操作感が期待できます。
また、OLEDディスプレイ搭載端末では、黒の深みや発色の良さといった特徴をより引き出しつつ、メモリ負荷を抑えた表示が可能になっています。
OTAを待たずに導入も可能
今回のALPHA版は、通常のOTAアップデートとしてすぐに配信されるわけではありません。そのため、多くのユーザーはしばらく待つ必要があります。
一方で、APKファイルを入手すれば手動での導入も可能です。Earth、Moon、Snow Mountainそれぞれの最新版をダウンロードし、既存のSuper Wallpaperアプリに上書きインストールすることで、いち早く新バージョンを利用できます。
また、MemeOS Enhancerのようなアプリを利用すれば、古いシステムアプリを検出し、最新のALPHA版へ自動更新することも可能です。
今回のアップデートは見た目の変化こそないものの、日常的な操作の快適さに直結する改良といえます。特に高性能なXiaomi、POCO、Redmiのフラッグシップ端末を使用している場合、その違いを体感しやすい内容となっています。

