OPPO Find N6の「折り目ほぼゼロ」の仕組みは?Oppoがチタンヒンジと新型Flex Glassを説明

OPPOは、まもなく発表予定の折りたたみスマートフォンFind N6について、最大の特徴とされる折り目の目立たないディスプレイ技術の詳細を公開しました。同社はこのディスプレイをほぼ折り目を感じないゼロフィールクリースと表現しており、新しいヒンジ構造とガラス素材の組み合わせによって実現したと説明しています。

第2世代チタンFlexionヒンジを採用

Find N6の折り目を目立たなくする技術の中心となるのが、第2世代Titanium Flexionヒンジです。

OPPOによると、このヒンジには液体3Dプリント技術が採用されており、高い精度と耐久性を実現しているといいます。製造工程ではまず高精度レーザースキャンによってヒンジ表面の詳細な形状をデジタル化し、部品の構造を精密に設計します。

その後、液体状のフォトポリマー樹脂を微細な液滴として噴射し、わずかな凹凸を埋める形でヒンジ部品を形成します。最後に紫外線を照射して素材を瞬時に硬化させることで、安定した構造を持つヒンジが完成します。

このような工程により、折りたたみ機構の精度と耐久性が大きく向上しているとされています。

チタン合金と新しい折りたたみ構造

Find N6では、ヒンジとウィングプレートの両方にグレード5のチタン合金が使用されています。この素材は強度と軽量性を両立していることで知られ、航空宇宙分野でも広く使われています。

また、ヒンジ構造には水滴型の折りたたみ設計を採用。従来よりも曲がる半径を大きくすることで、折りたたみ時にディスプレイへかかる負荷を軽減する仕組みになっています。

さらに、カーボンファイバー製のサポートプレートも改良されており、薄型デザインを維持しながら耐久性の向上を図っているとのことです。

新素材Auto-smoothing Flex Glassを採用

折り目の抑制にはヒンジだけでなく、ディスプレイ素材も大きな役割を果たしています。

OPPOは新たにAuto-smoothing Flex Glassと呼ばれるガラス層を採用しました。このガラスは従来の折りたたみスマートフォンで使われているUTGと比べて約50パーセント厚く設計されています。

厚みを増すことで耐久性が向上するだけでなく、素材の弾性も高められており、折りたたみを繰り返しても元の形状に戻りやすい特性を持つとされています。その結果、長期間使用しても折り目が目立ちにくくなる仕組みです。

60万回以上の折りたたみ試験を実施

OPPOによると、Find N6のヒンジとディスプレイはTÜV Rheinlandと共同で耐久テストを実施しています。

その結果、従来の技術と比較して折り目の深さが約82パーセント低減したとされています。また、60万回以上の折りたたみ動作後でもディスプレイの状態を維持できると説明しています。

実際の使用環境でどこまで効果があるかは製品発売後の検証が必要ですが、折りたたみスマートフォンの弱点とされてきた折り目問題の改善を狙った技術であることは間違いなさそうです。

Find N6は3月17日に正式発表へ

OPPOはFind N6を3月17日に正式発表する予定です。同イベントではスマートウォッチOPPO Watch X3のほか、新型の5000mAhモバイルバッテリーなど複数のアクセサリー製品も発表される見込みです。

折りたたみスマートフォン市場では、ディスプレイの折り目の目立ちにくさが重要なポイントの一つとなっています。Find N6が掲げる「折り目なし」が実際の使用でどこまで実現されているのか、正式発表と実機レビューに注目が集まりそうです。

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