折りたたみ11型ゲーム機「Lenovo Legion Go Fold」公開 携帯機の枠を超える新コンセプト

レノボはMWC 2026において、新型ハンドヘルド機「Legion Go Fold Concept」を公開しました。事前にリーク情報が出回っていましたが、今回正式にその姿が披露された形です。

もっとも、「ハンドヘルド」と呼ぶにはやや大きく、展開時にはほぼタブレットサイズとなる点が大きな特徴です。従来の携帯型ゲーミング機とは一線を画す、意欲的なコンセプトモデルといえます。

展開時は11インチ、折りたたみで7.2インチに

Legion Go Fold Conceptは、展開時に11インチのPOLEDディスプレイを搭載。解像度は2435×1712ドット、ピーク輝度500ニト、リフレッシュレート165Hzと、ゲーミング用途に十分な仕様です。

折りたたんだ状態では約7.2インチ相当となり、携帯性を確保。用途に応じてサイズを切り替えられる構造になっています。

基本構造は独立したタブレットであり、コントローラーを装着することで携帯ゲーム機として使用可能。さらにキーボードやマウスと組み合わせれば、小型ノートPCのように活用することも想定されています。

着脱式コントローラーで多用途に対応

通常モデルのLegion Goと同様、本機も左右分離型のコントローラーを採用しています。片側はマウスとしても使用できる設計です。

コントローラーと本体は、折りたたみ時・展開時のどちらでも装着可能。単なるゲーム機ではなく、マルチユースを前提とした設計思想がうかがえます。

本体とコントローラーを合わせた重量は約868g。内訳はタブレット部が約638g、コントローラーが約230gです。携帯機としては軽量とは言いにくいものの、11インチ級デバイスとしては妥当な範囲といえるでしょう。

Intel Lunar Lake採用、最大32GBメモリ

プロセッサにはIntel Core Ultra 7 258Vを採用。従来のLegion GoがAMD製プロセッサを採用していたのに対し、本モデルはIntelのLunar Lake世代に切り替えられています。

Lunar Lakeはメモリをパッケージ内に統合する設計のため、メモリは最大32GBのLPDDR5xまで。ストレージは最大1TBとなります。

ハードウェア構成を見る限り、純粋な携帯ゲーム機というよりは、高性能タブレットにコントローラーを組み合わせた新カテゴリ製品に近い位置付けです。

市販化は未定だが方向性を示す一台

現時点ではコンセプトモデルであり、製品化や発売時期についての情報はありません。

近年、携帯型ゲーミング市場は拡大を続けていますが、本機のように「折りたたみ×ゲーミング」というアプローチはまだ珍しい存在です。タブレット、ノートPC、携帯ゲーム機を1台に集約するという発想は野心的であり、今後のレノボの製品戦略を占う上でも興味深い試みといえるでしょう。

Legion Go Fold Conceptは、単なるスペック競争ではなく、フォームファクターそのものの再定義を狙ったモデルとして強い印象を残しました。

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