
Googleが、Wear OS搭載スマートウォッチの防災機能を強化することが明らかになりました。今後はスマートフォンとペアリングしていない状態でも、地震アラートを受信できるようになる見込みです。
これにより、スマートウォッチ単体での緊急通知対応が一歩前進することになります。
Play Services更新で仕様変更
Googleが公開した最新のPlay Services(v26.07、2026年2月23日付)のリリースノートには、Wearデバイスがスマートフォンと未接続の状態でも地震アラートを受け取れるようになる旨の記述が含まれていました。
これまでは、Wear OSスマートウォッチに表示される地震警報は、接続されたAndroidスマートフォンの通知をミラーリングする仕組みでした。そのため、スマートフォンが近くにない場合や接続が切れている場合は、警報を受信できない可能性がありました。

今回の変更が適用されれば、対応するWear OS搭載機種は単体で警報を表示できるようになると考えられます。
Androidの地震検知システムとは
Androidの地震アラートシステムは、スマートフォンに搭載されている加速度センサーを活用しています。端末が地震とみられる揺れを検知すると、そのデータと大まかな位置情報がGoogleのサーバーに送信されます。
Googleは多数の端末から集めた情報を集約・解析し、実際に地震が発生していると判断した場合に周辺ユーザーへ警報を配信します。専用の観測機器がなくても広範囲で迅速な通知が可能になる仕組みです。
この機能はすでにWear OSにも展開されていますが、従来はスマートフォン依存型でした。
将来的に時計のセンサーも活用?
Wear OSスマートウォッチにも加速度センサーが搭載されています。そのため、将来的にはスマートウォッチ自体が揺れを検知し、Androidの地震アラートシステムにデータを提供する可能性も考えられます。
ただし、現時点ではそこまでの連携が行われるかどうかは明らかになっていません。また、単体動作が可能になるとしても、インターネット接続は必要になるとみられます。
スマートウォッチの独立性が高まることで、万が一の災害時にもより確実に情報を受け取れる環境が整うことになります。Googleからの正式な詳細発表が待たれますが、Wear OSは着実に安全機能の強化を進めているようです。

