
Xiaomiが、独自OS「HyperOS」のアップデート配信を一時的に停止することが明らかになりました。背景にあるのは、中国で最も重要な祝日である春節です。これに伴い、同社のソフトウェア開発体制もしばらくの間スローダウンすることになります。
2月17日から3月3日まで更新作業を休止
中国の春節休暇は、2026年は2月17日から3月3日までの期間とされています。Xiaomiはこの期間中、新規アップデートの配信および内部テスト版のビルド作成を約15〜20日間停止します。
すでに数日前から内部テストビルドの生成はほぼ止まっており、現在配信されているアップデートは、約2週間前に準備されたビルドがベースになっているとのことです。実質的に新規開発は一時停止状態に入っているとみられます。
また、毎週公開されている不具合レポートや修正状況の報告も、この期間は更新されません。アップデート情報を追っているユーザーにとっては、しばらく静かな期間になりそうです。
春節は中国で最も重要な長期休暇
欧米の年末年始休暇と比べても、春節は中国において特別な意味を持つ祝日です。多くの企業が長期休暇を設定し、エンジニアや工場勤務の従業員を含む数百万人規模の人々が帰省します。
Xiaomiも例外ではなく、OPPOやVivo、OnePlusといった中国系メーカーと同様、この時期はいわば「メンテナンスモード」に入ります。通常業務を縮小し、緊急対応を除いて大きな開発やリリースは行われません。
通常スケジュールは3月上旬に再開見込み
HyperOSの定期アップデートや内部テストの再開は、3月3日前後になる見通しです。それ以降は通常の開発体制に戻り、アップデート配信も順次再開されるとみられます。
短期間とはいえ、アップデートが完全に止まるのは珍しいケースですが、中国企業にとって春節は特別な期間です。ユーザーとしては、新機能や修正配信を少し待つことになりますが、3月以降の動きに期待したいところです。


