
近年の多くのAndroidスマートフォンには、文章作成や要約、文字起こし、チャットボットなど、さまざまなAI(人工知能)機能が搭載されています。しかし、これらの機能に対するユーザーの関心は必ずしも高くないようです。Android Authorityが行った最新の調査で、その実態が明らかになりました。
ユーザーの半数以上がAI機能を避ける傾向
この調査には約6,600人のユーザーが参加しました。その結果、最も多かった回答は「いいえ、積極的にAI機能は避けている」で、回答者の約33%を占めました。背景には、生成系AIに関する倫理的・環境的懸念のほか、画像生成や天気要約、通知要約など一部のAI機能の完成度が十分でない点が影響していると考えられます。

一方、「AI機能は避けているが、たまに利用する」と答えた人は約20.2%でした。これらのユーザーは、機能の品質に満足していないものの、状況によっては便利に使えると感じている場合があります。また、「特定の目的(画像編集など)のためのAI機能のみ使用する」と答えた人は約19.7%で、用途を限定してAIを活用する傾向も見られました。
AIと気づかずに使っているユーザーも
調査では、実際に使用している機能がAIであることに気づいていないユーザーも約14%存在しました。AIが明示されていないツールも多いため、このような結果が出ています。さらに「毎日できる限りAI機能を利用している」と回答したユーザーはわずか12%に留まりました。
この調査結果をまとめると、約53%のユーザーがAI機能の利用を避けていることになります。Androidのスマートフォンメーカーは、AI機能の改善を図るか、あるいは他の魅力的な機能に注力する必要があると言えるでしょう。

