Google Pixel 10で再び画面表示の不具合報告 修正後も新たな症状が発生か

Googleのフラッグシップスマートフォン「Pixel 10」シリーズにおいて、過去に修正されたとされていたディスプレイの不具合が、形を変えて再び報告されているようです。今回確認されている症状は以前ほど深刻ではないものの、発生条件が限定的で分かりにくく、ユーザーの不安を招いています。

発端は2025年秋の「画面が砂嵐になる不具合」

Pixel 10シリーズでは、2025年9月の発売直後から、画面全体が砂嵐のようなノイズに覆われる、いわゆる「スクリーンスノー」と呼ばれる不具合が一部ユーザーから報告されていました。アナログテレビの受信不良を思わせる症状で、日常利用に支障をきたす深刻な問題として注目されました。

この件についてGoogleは比較的早い段階で問題を認め、ハードウェアとソフトウェアの相互作用によるものとして、段階的な修正アップデートを配信しました。一時は解決したかに見えましたが、その後も表示のザラつきが残るという声が散発的に上がっていました。

2026年に入り確認され始めた新たな症状

2026年に入ってから報告が増えているのは、画面全体ではなく一部に一瞬だけノイズが表示される新たなタイプの不具合です。ユーザーの間では「マイクロスタティック」とも呼ばれており、小さな砂嵐やデジタルノイズが一瞬だけ表示されてすぐ消えるのが特徴です。

表示は1〜2フレーム程度と非常に短く、目を離すと気づかないことも多いため、動画での記録が難しく、サポートに症状を説明しづらい点も問題視されています。

動画視聴時に集中して発生する傾向

現在の報告を総合すると、この不具合は主にフルスクリーンで動画を再生している際に発生しやすいようです。YouTubeやNetflix、Instagramのリール動画など、高解像度の映像を横向き表示で再生している場面で確認されるケースが多く見られます。

症状の現れ方には若干の個体差があり、画面左側に縦線状のノイズが出るという声や、ピンク色の細いバーが一瞬点滅するという報告もあります。ただし、常に発生するわけではなく、問題なく視聴できる時間帯もあるなど、再現性が低い点が特徴です。

ハード故障ではなくソフトウェア起因の可能性が高い

気になる原因については、現時点ではハードウェア不良よりもソフトウェアの問題である可能性が高いと見られています。複数のPixel 10 ProやPixel 10 XL端末で同様の症状が再現したという報告もあり、特定の個体に限った問題ではないことが示唆されています。

動画描画やハードウェアオーバーレイ処理に関する不具合ではないかとの見方もあり、コードレベルの問題が疑われています。

一時的な回避策はあるが現実的とは言い難い

暫定的な対処法として、開発者向けオプションからハードウェアオーバーレイを無効にする方法が共有されています。この設定を行うことでノイズ表示が抑えられる場合があるものの、バッテリー消費が大きく増えるため、常用には向かないのが実情です。

現在Pixel 10を使用しているユーザーはどうすべきか

この不具合は2026年1月のセキュリティアップデート適用後でも報告されており、現時点で端末を交換しても同様の症状が出る可能性が高いと考えられます。そのため、症状が軽微な場合は無理に返品や交換を行わず、今後のアップデートを待つのが現実的な対応と言えそうです。

報告件数はまだ限定的ではあるものの、徐々に増えていることから、Google側でも問題を把握している可能性があります。将来的な月例アップデートでの修正に期待したいところです。現時点では、画面が故障しているわけではなく、ソフトウェア調整の過程で生じている一時的な問題と受け止めるのが良さそうです。

ソース

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PixelPixel 10シリーズ不具合・バグ
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