
サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズについて、初期生産計画の内訳がリーク情報から明らかになりました。それによると、シリーズの大半が最上位モデルである「Galaxy S26 Ultra」に割り当てられており、無印モデルおよびPlusモデルは控えめな数量にとどまる見込みです。
初期生産の約4分の3をUltraが占有
著名リーカーのIce Universeによると、Galaxy S26シリーズの初期生産台数は、Galaxy S26 Ultraが約360万台と圧倒的多数を占めています。一方、標準モデルのGalaxy S26は約70万台、Galaxy S26+は約60万台にとどまり、両モデルを合算しても約130万台という構成です。

これを割合で見ると、Ultraモデルがシリーズ全体の約73.5%を占める計算になります。従来、Galaxy SシリーズではUltraが全体の約5割を担うのが一般的だったことを考えると、今回は明らかに異例の配分といえます。
Ultraモデルへの需要集中をサムスン自身が想定か
この生産比率は、サムスンがGalaxy S26 Ultraへの需要が突出すると見込んでいることの裏返しとも受け取れます。逆に言えば、無印モデルやPlusモデルは、消費者の関心を大きく集めにくいと判断されている可能性があります。
Galaxy S26 Ultraは、シリーズの中でも「主役」として位置付けられており、販売面でも他モデルを大きく引き離す存在になりそうです。
Galaxy S26 Ultraの主な特徴と進化点
現時点で伝えられている情報によれば、Galaxy S26 Ultraはエッジ部分が丸みを帯びた新デザインを採用し、専用のカメラアイランドにトリプルカメラを搭載するとされています。カラー展開には、印象的な「コバルトバイオレット」が含まれる可能性もあります。
そのほか、Sペンの内蔵、USB Type-Cポートの採用、バッテリー容量は5,000mAhから5,200mAh前後になるとの見方もあります。カメラ性能についても、特に暗所での写真や動画撮影が大幅に改善されると期待されています。
新技術「プライバシーディスプレイ」も投入へ
Galaxy S26シリーズ全体の注目要素として、サムスンの新技術「Flex Magic Pixel OLED」が採用される見通しです。この技術はいわゆる「プライバシーディスプレイ」と呼ばれ、AIを活用して斜め方向からの視認性のみを抑え、正面から見た際の明るさや表示品質を維持する仕組みです。公共の場などでの覗き見防止に効果を発揮するとされています。
UltraはSnapdragon、他モデルはExynosの構成に
SoC構成については、Galaxy S26 Ultraがクアルコムの「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を全面的に採用する一方、Galaxy S26およびS26+は、地域によってサムスン製の「Exynos 2600」が搭載される見込みです。この点も、Ultraモデルが特別扱いされている要素の一つといえるでしょう。
今回の初期生産比率からは、Galaxy S26シリーズにおいてUltraモデルが中心的な存在となり、販売や評価の軸になる可能性が強く感じられます。正式発表が近づくにつれ、他モデルとの差別化がどこまで明確になるのかにも注目が集まりそうです。


