
Google Pixelシリーズの一部端末で、アプリが起動直後に強制終了する不具合が報告されています。Android 16のベータ版を利用しているユーザーを中心に、複数のアプリが正常に動作しない状態が発生しており、最新のGoogle Play開発版が原因とみられています。
多数のアプリが起動直後にクラッシュ
Redditなどのコミュニティでは、ShopifyやAlexa、Googleメッセージ、カレンダー、Google Meet、さらには一部の銀行アプリまで、幅広いアプリが起動と同時に落ちるという報告が相次いでいます。共通点として挙げられているのが、Google Play開発版サービスの最新版「v26.04.33」をインストールしている点です。
Pixel 6a以降の幅広い機種で影響
この不具合は、Pixel 6aやPixel 7といった比較的古いモデルから、最新世代のPixelまで、ベータプログラムに参加している端末全般で確認されています。また、少数ながらGalaxy S25 UltraなどPixel以外の機種でも同様の症状が報告されています。ただし、他社端末への影響は限定的で、広範囲に拡大しているわけではなさそうです。
現時点では、アプリがネットワーク通信を開始しようとしたタイミングでクラッシュが発生するケースが多いと見られています。
対処法はPlay開発版のロールバック
Android 16 QPR3のベータ版を利用していて同様の症状が出ている場合、Google Playサービスの開発版をアンインストールすることで改善する可能性があります。ベータプログラムから離脱して安定版に戻すか、以前の開発版ビルドへ手動で戻す方法が案内されています。
安定版に戻した場合、多くの端末では2025年11月版のGoogle Playサービスが適用される見込みです。Google側も近く修正版の開発版を配信すると見られていますが、それまで待てない場合はロールバックが現実的な対策となります。
ベータ版では繰り返されるクラッシュ問題
PixelのAndroidベータプログラムでは、これまでもアプリのクラッシュ問題がたびたび発生してきました。実際、わずか1か月前にも、起動時にアプリが落ちる不具合を修正するため、Android 16 QPR3 Beta 1.1の緊急アップデートが配信されています。
安定版ユーザーにも別の不具合報告
なお、安定版のAndroidを利用しているPixelユーザーも安心とは言えない状況です。2026年1月のアップデート以降、Wi-FiやBluetoothが正常に動作しなくなったという報告も一部で確認されています。発生件数は限定的とされていますが、影響を受けているユーザーが一定数いるのも事実です。
Pixelシリーズの最新機能をいち早く試せるベータプログラムは魅力的ですが、安定性を重視する場合は正式版の配信を待つという判断も、改めて重要になりそうです。

