
日本時間の夜以降、Gmailにおいて日本のユーザーを中心に不具合が発生しているとの報告が相次いでいます。迷惑メールフィルターが正常に機能せず、本来は遮断されるはずのスパムやフィッシングメールが受信トレイに届くほか、メール配信そのものが遅延するケースも確認されています。
迷惑メール判定が行われず受信トレイに到達
Google Workspaceのステータスダッシュボードによると、日本時間21時ごろから一部のメールでスパムチェックが実施されない状態が発生しているとのことです。これにより、普段であれば迷惑メールフォルダに振り分けられる内容が「スキャンが行われていません」と表示されたまま、通常の受信トレイに届く事例が報告されています。
X上では「e-Taxを装った不審なメールが届いた」「大量の迷惑メールが一気に流れ込んできた」といった声もあり、フィッシング被害への警戒を呼びかける投稿が広がっています。
ワンタイムパスワードの遅延で実害も
今回の不具合は迷惑メールだけにとどまらず、通常のメール配信にも影響を及ぼしているようです。ユーザーからは「認証コードのメールが数分から数十分遅れて届く」「決済やログインに必要なワンタイムパスワードが間に合わない」といった具体的なトラブルも報告されています。
夜間にメールの受信が極端に遅くなり、普段よりも大幅なタイムラグが生じていると感じているユーザーも少なくないようです。
日本限定の可能性と公式アナウンスの不在
現時点では、日本のユーザーからの報告が特に多く、地域限定の障害である可能性も指摘されています。しかし、個人向けGmailユーザーに対する公式なアナウンスはまだ出ておらず、詳しい原因や復旧の見通しは明らかになっていません。
Googleのエンジニアリングチームが調査を進めており、ステータスページは深夜に更新予定とされていますが、状況次第では影響が長引く可能性もあります。
利用者には慎重な対応を呼びかけ
不具合が解消されるまでの間、受信トレイに届いた不審なメールのリンクを安易にクリックしない、添付ファイルを開かないなど、通常以上の注意が必要です。また、重要な認証や手続きがある場合は、メール遅延を考慮した行動が求められます。
今回の障害は、日常的にGmailを利用しているユーザーほど影響を受けやすい内容となっており、復旧状況については引き続き注視していく必要がありそうです。
