
Android 16の最新ベータ版をPixel端末に導入したユーザーの間で、ファイル共有機能「Quick Share」が正常に動作しない不具合が報告されています。新機能を試すつもりが、思わぬトラブルに見舞われているケースも少なくないようです。
iPhone対応Quick Shareが原因か
問題が発生しているのは「Android 16 QPR3 Beta 2」と呼ばれる最新のベータ版アップデートです。このバージョンでは、AndroidとiPhone間でのファイル共有に対応したQuick Shareのテストが進められており、Pixel 9シリーズなど一部端末で利用できるようになっています。
しかし、Redditなどのユーザー報告によると、ファイル転送を開始しようとした瞬間にシステムが強制終了してしまい、Quick Share自体が使用できない状態になるとのことです。単発の不具合ではなく、複数のテスターから同様の声が上がっており、広範囲に影響している可能性があります。
期待が大きかった新機能だけに影響も深刻
AndroidとiPhone間で、画質を落とさずに写真やファイルを簡単に共有できる機能は、長年多くのユーザーが求めてきたものでした。混在環境の家庭や職場では特に重宝される機能であり、今回のQuick Share強化はAndroid側にとって大きな前進といえます。

その一方で、旧モデルへの展開や機能拡張の過程で想定以上の不具合が生じているようで、正式版に向けた調整がまだ必要な段階にあることが浮き彫りになりました。
ベータ版ならではのリスクも再認識
今回の件は、あらためて「ベータ版」であることの意味を実感させる事例ともいえます。新機能をいち早く試せる反面、基本的な機能が不安定になる可能性があるのがテスト版ソフトウェアの宿命です。
日常的に写真共有や業務用ファイルの転送でQuick Shareを利用しているユーザーにとって、機能が使えない状態は致命的ともいえるでしょう。
現時点での対処法と注意点
これからAndroid 16 QPR3 Beta 2をインストールしようと考えている場合は、修正アップデートが配信されるまで待つのが無難です。特に、仕事や日常利用でファイル共有が欠かせない方にとっては、現状のベータ版はリスクが高いといえます。
正式版では安定した形で提供されることが期待されており、今回の不具合もテスト段階で洗い出された課題の一つと考えられます。新機能を安心して使える日を待ちたいところです。

