
独自路線で存在感を強めるロンドン発のスマートフォンブランド「Nothing」が、次の一手に向けてすでに動き始めているようです。最新の登録情報から、同社の未発表スマートフォンとみられる新モデルが確認されました。
未発表モデル「A009」「A009P」が正式登録
GSMAのIMEIデータベースに、NOTHING Technology Limited名義で「A009」と「A009P」という2つのモデル番号が登録されていることが明らかになりました。Nothingから公式な発表は出ていないものの、このデータベースへの登録は、市販化に向けた最終段階に近いことを示すものとされています。
IMEIデータベースは、モバイル端末に固有の識別番号を付与するための国際的な仕組みで、ここに登録されるということは、単なる試作機ではなく、正式な製品としての準備が進んでいることを意味します。今回の情報は噂レベルではなく、公式機関に基づく事実として注目されています。
「P」の存在が示す新たな戦略
今回特に注目されているのが、「A009P」というモデル番号の末尾に付いた「P」の文字です。Nothingはこれまで「Phone (1)」「Phone (2)」といったシンプルなラインアップを展開してきましたが、この表記は戦略の変化を示唆している可能性があります。
考えられるシナリオとしては、主に次の2つが挙げられます。
- 高性能路線となる「Pro」モデルの投入
- 画面サイズ拡大や仕様強化を施した「Plus」モデルの追加
いずれの場合でも、Nothingが従来よりも明確に異なるセグメントを意識した複数モデル展開に踏み出す可能性が高まりそうです。
2モデル同時展開の可能性も
モデル番号の違いから判断すると、「A009」と「A009P」は明確に区別された端末として開発されていると見られます。「P」が何を意味するのかは現時点では不明ですが、性能やサイズ、価格帯などで異なるユーザー層を狙った2機種が同時に投入される可能性も否定できません。
スペックや正式名称といった詳細は依然として伏せられており、Nothingが水面下で慎重に準備を進めている様子がうかがえます。
次期モデル登場は目前か
現時点で判明している確かな情報は、Nothingの新型スマートフォンとみられる2モデルが正式に登録されたという点のみです。しかし、この登録は新製品発表が遠くないことを示す有力なサインでもあります。
2026年に入り、Nothingがどのような新デバイスを市場に送り出すのか。A009およびA009Pの正体が明らかになる日も、そう遠くはなさそうです。

