au版Xiaomi 14TにHyperOS 3配信開始、FeliCa対応モデルとしては異例の早さでAndroid 16へ

KDDIは2025年12月16日、au向けに販売しているスマートフォン「Xiaomi 14T」に対し、Android 16をベースとしたXiaomi HyperOS 3へのOSアップデートの提供を開始しました。国内向け、かつFeliCa対応モデルでありながら、Androidの最新世代への対応が非常に早い点が注目されます。

アップデートの概要と提供条件

今回のアップデートは2025年12月16日から順次配信されています。更新はWi-Fi接続、または5G/4G回線を利用して実行でき、所要時間は約50分と案内されています。更新作業中も、ダウンロードとインストールはバックグラウンドで行われるため、端末の利用は可能です。

アップデート前のソフトウエアバージョンは2.0.8.0.VNEJPKDで、更新後は3.0.1.0.WNEJPKDとなります。また、アップデート後のAndroidセキュリティパッチレベルは2025年11月となっています。なお、OSアップデートを行うには、事前に現在のOSを最新のソフトウエアバージョンへ更新しておく必要があります。

Android 16とHyperOS 3による進化

アップデート後は、Android 16による機能追加や操作性の改善が適用されます。基本的な使い勝手の向上に加え、プライバシーやパフォーマンス面での強化も期待されます。

さらに、Xiaomi独自のOSであるHyperOS 3へのアップデートにより、UIの最適化や各種機能改善も行われています。機種や仕様によっては一部機能が利用できない場合や、メーカー独自の調整が加えられている場合がある点には注意が必要です。

FeliCa対応モデルとしては異例のスピード提供

一般的に、FeliCaに対応した日本向けXiaomi端末は、グローバルモデルと比べてOSアップデートの提供が遅くなる傾向があります。しかし、今回のau版Xiaomi 14Tでは、FeliCa対応モデルでありながらAndroid 16ベースのHyperOS 3が比較的早期に配信されました。

これは、Xiaomiが日本市場向けモデルのアップデート体制を強化していることを示す動きとも受け取れます。今後のXiaomi製スマートフォンにおいても、国内モデルのアップデートスピード改善が期待されそうです。

最新OSへの迅速な対応は、長く安心して端末を使いたいユーザーにとって大きな魅力です。au版Xiaomi 14Tは、そうした点でも注目度の高い1台となりそうです。

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Android 16Xiaomi 14T/14T ProXiaomi・Redmi・POCO
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