
Samsungの最新フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」をめぐり、一部ユーザーからカメラ内部の曇りに関する報告が上がっています。発売直後のモデルでのトラブルということもあり不安視する声もありますが、その原因は必ずしも製品不良とは限らないようです。
高温多湿や急激な温度変化が主な原因

報告されているケースの多くに共通しているのが、極端な温度差や湿度の高い環境にさらされた直後に発生している点です。
具体的には、
- 車のエアコン吹き出し口付近に置いた
- 熱い浴室の近くで使用した
- サウナに持ち込んだ
といった状況で、カメラレンズ内部に結露が発生したという事例が確認されています。


これはスマートフォンに限らず、温かく湿った空気が冷たい表面に触れることで水滴になる、いわゆる結露現象と同じ原理です。
IP68でも完全防御ではない理由
Galaxy S26 UltraはIP68の防塵・防水性能を備えていますが、これが「完全密閉」を意味するわけではありません。
IP68はあくまで、
- 粉塵の侵入を防ぐ
- 一定条件下での水没に耐える
といった性能を示すものであり、内部への空気や湿気の微細な出入りを完全に遮断するものではありません。
また、スマートフォンは製造時点でも完全な無湿環境で組み立てられるわけではないため、内部にわずかな湿気が含まれている可能性もあります。そこに急激な温度変化が加わることで、内部結露が発生することがあります。
設計変更の影響を指摘する見方も
今回の現象については、設計面の変化を指摘する声もあります。
Galaxy S26 Ultraではカメラレンズ周辺の構造が従来よりも着脱しやすい設計になっているとされ、これが結果的に湿気の影響を受けやすくしている可能性も考えられます。
ただし、この点についてはあくまで推測の域を出ておらず、現時点で重大な品質問題と断定できるほどの報告数ではありません。
繰り返す場合は保証対応も検討を
一時的な曇りであれば、端末の内外で温度が均一になれば自然に解消するケースがほとんどです。
ただし、こうした現象が繰り返し発生する場合、
- レンズ内部に跡が残る
- 撮影品質の低下につながる
といったリスクもあるため、早めに保証対応を検討するのが望ましいでしょう。
なお、多くのメーカーはサウナや高温多湿環境での使用を推奨しておらず、使用状況によっては保証対象外となる可能性もあります。
日常使用でも注意すべきポイント
今回の事例はGalaxy S26 Ultraに限ったものではなく、ほぼすべてのスマートフォンで起こり得る現象です。
特に、
- 急激な温度変化
- 高温多湿な環境
を避けることが、こうしたトラブルの予防につながります。
最新モデルであっても過信せず、使用環境に気を配ることが重要といえそうです。


