
Oppoが中国で予告していた新モデル「Reno 15C」が、中国電信のデータベースに登録されました。正式発表を前に主要スペックがほぼ明らかになり、Reno 15シリーズの追加モデルとして存在感を示しています。
中国電信の掲載情報で主要スペックが判明

今回確認されたのは、型番PMD110のReno 15C 5G。6.59インチのFHD+(2760×1256)ディスプレイを搭載し、本体サイズは158×74.83×7.77mm、重量は約197gと記載されています。筐体素材にはアルミニウム合金が使われているようです。
プロセッサ欄には「SM7750」というコードネームが記載されており、最大2.8GHzで動作するSnapdragon 7 Gen 4であることが判明しました。OSはAndroid 16をプリインストールし、12GB+256GBと12GB+512GBの2構成が用意されます。カラーはオーロラブルー、アカデミーブルー、スタ―ライトボウ(中国語からの翻訳)など個性的なラインアップです。
カメラ配置に微妙な違い Reno 15シリーズとの差別化も
デザイン面では、同シリーズのReno 15や15 Proと比べてカメラ周りのレイアウトが少し変更されています。従来はLEDフラッシュが3つ目のカメラの上に配置され、「Reno AI Camera」の刻印が下側にありましたが、Reno 15Cではこの配置が逆転。LEDフラッシュが下、刻印が上に移動しています。
背面カメラは50MP+50MP+8MPのトリプル構成、フロントカメラも50MPと高画素。バッテリー容量は6,500mAhとされており、ミドルレンジ帯では大容量クラスに入ります。
充実の接続仕様と広いバンド対応
接続面では、Wi-Fi、Bluetooth、NFC、USB OTG(Uディスクモード)に対応。USB Type-C端子はUSB 2.0 HS規格で動作します。ネットワークはデュアルSIMに対応し、GSM、WCDMA、FDD-LTE、TD-LTEなど幅広いバンドをサポート。キャリアアグリゲーション(CA)にも対応するなど、通信面は抜かりありません。
年内の発売日は12月19日と記載されており、正式なティザー公開も近いとみられます。Reno 15シリーズに新たな選択肢が加わることで、Oppoのミドルレンジ市場はさらに存在感を増すことになりそうです。


