
NTTドコモは、サムスン製スマートフォンで「ドコモ電話帳」が正常に表示されない不具合について、対象機種が大幅に拡大したと発表しました。当初はGalaxy S25シリーズとGalaxy Z Flip7の3機種のみと案内されていましたが、最新の更新では新たに22機種が追加され、合計26機種が影響を受けていることが明らかになりました。
不具合の対象はAndroid 15/16のGalaxyなど計26機種に

この不具合は、2025年11月中旬ごろから一部のGalaxy端末で「ドコモ電話帳」の連絡先が正しく表示されないというものです。調査が進むにつれ影響範囲が急速に広がり、今回の告知で対象は次の26機種となりました。
現在、不具合が確認されているサムスン製スマートフォン 26機種
※Android 15 または Android 16 提供済みモデル
<Android 15/16 提供済み 20機種>
- Galaxy S25 SC-51F
- Galaxy S25 Ultra SC-52F
- Samsung Galaxy A36 5G SC-54F
- Samsung Galaxy Z Flip7 SC-55F
- Samsung Galaxy Z Fold7 SC-56F
- Galaxy S24 SC-51E
- Galaxy S24 Ultra SC-52E
- Galaxy A55 5G SC-53E
- Galaxy Z Flip6 SC-54E
- Galaxy Z Fold6 SC-55E
- Galaxy S23 SC-51D
- Galaxy S23 Ultra SC-52D
- Galaxy A54 5G SC-53D
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Galaxy Z Fold5 SC-55D
- Galaxy S22 SC-51C
- Galaxy S22 Ultra SC-52C
- Galaxy A53 5G SC-53C
- Galaxy Z Flip4 SC-54C
- Galaxy Z Fold4 SC-55C
<Android 15 提供済み 6機種>
- Galaxy A25 5G SC-53F
- Galaxy S21 5G SC-51B
- Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B
- Galaxy Z Flip3 5G SC-54B
- Galaxy Z Fold3 5G SC-55B
修正版アプリは順次配信中、未配信機種は設定変更を推奨
不具合を解消する修正版「ドコモ電話帳」アプリは12月9日から一部で配信が始まっており、現時点で配信日が案内されているのは以下の通りです。
- Galaxy S25 Ultra SC-52F:12月9日以降
- Galaxy S25 SC-51F:12月11日以降
- Galaxy Z Flip7 SC-55F:12月15日以降
- Galaxy S24 SC-51E:12月15日以降
その他の機種にも、準備が整い次第順次提供されます。
更新前後で異なる暫定対処
修正版アプリがまだ届いていない端末では、「ドコモ電話帳」をディープスリープ対象から外す設定が推奨されています。
一方、修正版アプリが利用可能になった端末では、「バッテリー使用量の最適化」をオフにすることで改善すると案内されています。
今回の追加発表により、影響を受けるGalaxyユーザーは大幅に増えることになりました。ドコモは引き続き調査を進めるとともに、最新情報を公式サイトで随時更新するとしています。ユーザーはアプリ更新や設定の見直しを行いながら対応する必要があります。


