Samsung、One UI 8.5のベータ版を正式発表 ― 生産性・プライバシー・共有機能が大幅強化

Samsungは12月8日、最新UIとなる「One UI 8.5」のベータプログラムを正式に開始しました。今回のアップデートは、生産性やプライバシー、端末間連携の強化を中心に、多数の新機能が盛り込まれています。

AI編集機能「Photo Assist」が大幅進化

今回のアップデートで注目されるのは、写真編集機能「Photo Assist」の強化です。生成AI機能が無制限に利用できるようになったほか、編集履歴や継続編集にも対応し、より柔軟な画像加工が行えるようになりました。

Quick Shareが顔認識に対応

共有機能も進化しており、「Quick Share」は写真内の人物を自動で認識し、その相手に共有を促す提案機能を新たに搭載しました。これにより、グループショットや旅行写真などの共有が一段とスムーズになります。

Audio Broadcastで音声共有が手軽に

Samsungは複数デバイスとの音声共有機能も強化しました。
新機能「Audio Broadcast」は、Bluetooth LE Audio対応デバイスに対し、近くにいる人々へ音声を同時配信できる仕組みで、Auracastにも対応します。スマートフォンのマイクからの音をそのまま配信することも可能で、ガイドツアーやイベントなどでの利用を想定しています。

端末間ストレージ共有「Storage Share」

「Storage Share」では、GalaxyタブレットやPC、テレビなど他のGalaxyデバイス内のファイルに、スマホの「マイファイル」アプリから直接アクセス可能に。デバイス間の素材管理がより簡単になります。

セキュリティ面も強化

盗難対策機能「Theft Protection」や、一定回数の認証失敗で端末を保護する「Failed Authentication Lock」など、安全面の強化も図られています。

Galaxy S25シリーズで本日から利用可能

One UI 8.5ベータは、Galaxy S25シリーズを対象に、ドイツ、インド、韓国、ポーランド、英国、米国で順次提供が開始されます。参加するには、Samsung Membersアプリからベータプログラムへ申し込む必要があります。

今回のOne UI 8.5は、日常利用の利便性を一段引き上げる内容が多く、正式版の提供にも期待が高まりそうです。

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