
ソニーの2026年Xperiaラインナップについて、興味深い手がかりが浮上しています。すでに2機種の存在が確認されており、例年の命名規則に沿えば「Xperia 1 VIII」と「Xperia 10 VIII」の2モデルになる可能性が高いとみられています。
型番発見のタイミングが示す“いつも通り”の発表時期
今回話題になっているのは、中国SNS「Weibo」に投稿された内容です。投稿によれば、型番が見つかった時期から判断すると、2026年の次世代フラッグシップおよびミッドレンジXperiaは、例年通り 5月〜6月に登場する可能性が高い とのことです。

型番が発見されたタイミングからすると、ソニーの2026年フラッグシップとミッドレンジは例年通り5月か6月にリリースされるだろう。
Xperia 1シリーズとXperia 10シリーズは、これまで 4〜5月に発表、5月末〜6月に発売(海外) という流れが定番となってきました。今回の情報が正しければ、次期1 VIIIと10 VIIIもこのサイクルに沿ったスケジュールになりそうです。
2025年モデルは“異例のズレ”が発生
ただし、2025年のXperiaシリーズは例外的な動きもありました。通常であれば同日に発表され、近い時期に発売される“1”と“10”の最新モデルですが、2025年の Xperia 1 VIIとXperia 10 VIIは数か月のタイムラグ を伴ってリリースされています。
そのため、2026年も同様に時期がずれる可能性が取り沙汰されていましたが、今回の型番情報を見るかぎり、再び通常運転に戻ることも十分ありえます。
型番の発見時期から見える発売スケジュール
今回の推測はリークではなく、すでに確認されている OEM ID(製品ID) の発見時期をもとにした分析です。それでも、いくつかの点はとても合理的です。
まず、フラッグシップとみられる 「PM-152x-BV」(Xperia 1 VIII) が最初に見つかったのは 今年9月。これは2025年モデルの 「PM-150x-BV」(Xperia 1 VII)が昨年9月に確認された流れ と一致しており、1 VIIIが1 VIIと同時期に登場する可能性は高いと考えられます。

一方、ミッドレンジとされる 「PM-153x-BV」(Xperia 10 VIII) は 11月初旬に発見 されています。対する前モデル、 「PM-151x-BV」(Xperia 10 VI) が見つかったのは今年4月で、
10 VIIIは前世代より5か月早く存在が確認された ことになります。
このズレを考慮すると、10 VIIIは 2025年の10 VIIよりも前倒しで登場し、Xperia 1 VIIIとほぼ同時期に発表される という推測にも十分説得力があります。
次期Xperiaは“正常サイクル”へ戻る可能性
2025年モデルではイレギュラーな時期差が見られましたが、型番の情報を総合すると、2026年モデルはこれまでの発表・発売サイクルに回帰する可能性が高そうです。
正式情報が出るのはもう少し先ですが、来年の春先にはより具体的な動きが見えてきそうです。

