「Galaxy Z TriFold」の取説がリーク──折りたたみ方向の誤操作時に“振動で警告”も判明

Samsungが正式発表した3画面折りたたみ端末「Galaxy Z TriFold」について、新たに流出したユーザーマニュアルから詳細な仕様が明らかになりました。174ページに及ぶドキュメントには、カメラUIからスピーカー配置、端末内部のレイアウトまで、多くの情報が詰まっています。

カメラUIはFoldシリーズを継承、大画面ならではのレイアウトに

マニュアルでは、電源操作やSIMカードの挿入方法、マルチウィンドウの使い方など基本的な項目に加え、カメラアプリのUIも確認できます。
カメラ画面はGalaxy Z Fold 7に近いデザインで、展開時は約10インチ級のタブレット形状となるため、左右に太めの黒帯が入る独特のレイアウトになっているのが特徴です。

ギャラリーアプリもGalaxy Tabシリーズに近い構成で、左側に太めのサイドバー、中央に写真が並ぶオーソドックスなスタイルを採用しています。個別表示時は上部にツールバー、下に他の画像が並ぶ見慣れたUIです。

もちろん、Galaxy AIは本機にも標準搭載されています。

端末の構造や配置も判明──“ヘッドホン端子”の正体はUSB-C

マニュアルではスピーカーや通気孔、マイクの位置など、ハードウェアの配置も細かく図示されています。図の中には「ヘッドホンジャック」と見える部分もありますが、実際にはUSB-Cポートで、3.5mm端子が用意されているわけではありません。超薄型ボディを採用したTriFoldでは物理的に搭載は困難とみられます。

誤った方向に折ると“強めの振動”で警告

さらに注目すべきは折りたたみ時の挙動です。TriFoldはMate XTなどと同様に「折れる方向が決められた構造」になっており、誤った方向に力をかけると端末が大きく振動してユーザーに警告する仕様が明らかになりました。
折り方を誤って破損しないよう、物理的な保護機能として機能する仕組みと考えられます。

発表後も続々と情報が判明

正式発表後も、今回のマニュアル流出によりTriFoldの全体像がさらに鮮明になってきました。折りたたみスマホの新たな形として注目される同モデルだけに、今後の実機レビューや各種テストにも期待が高まります。

ソース

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