ASUSの最新フラッグシップ、ASUS Zenfone 8シリーズ。
国内でも8月に発売され、特に無印のZendone 8に関してはそのコンパクトなボディーと数少ないSD888搭載の国内SIMフリー機種としてまずまずの人気、といった感じではないでしょうか。
しかし、そんなZenfone 8シリーズでかなり致命的と思われる「文鎮化」の報告が急増しているようです。
具体的にはASUS Zenfone 8やZenfone 8 Flipを使用中に突然画面がブラックアウトし再起動。そして上の画像のように「Waiting for flashing full ramdump…」というメッセージが表示されたブート画面になり、そのまま端末が起動しなくなる、という症状です。
なお、一旦この症状が出ると、電源ボタンとボリュームアップボタンを押し続けてリカバリーモードに入っても、「ramdump」画面に戻るだけ、とのこと。
ASUSの公式フォラム上ではこの件に関するスレッドが複数存在し、そのうちの一つは30ページにわたる「巨大」スレッドに。
そして同スレッド上だけでも50件前後もの報告が上がっているとのことです。
この問題、遡ると8月くらいからちらほらと発生報告が上がっていたようですが、フォラム上のスレッドの進行スピードをみるとここ1~2週間で報告が急増している、という印象。
また、調べてみると国内でも相当数の報告が上がっていることも判明。
こちらもやはり、ここ1週間くらいで報告が突然増えているという印象です。
原因については不明ですが、何らかのアップデートなどがトリガーとなって不具合が発生しやすくなったという可能性も考えられます。
また、同問題はゲーミングすまーほ、ASUS ROG Phone 5でも複数発生している模様なので、共通のものを使用していると思われる基板に何らかの欠陥がある、という可能性も。
実際、修理対応となったユーザーの大半が基板が交換されたと報告しています。
いずれにせよ、国内外でかなりの広範囲で発生報告がでていることは間違いなさそうなので、さすがにASUSもこれについて近々何らかのアナウンスをするのではないでしょうか。
ソース:ASUS Zen Talk
コメント
某blogによれば基盤もSoCも異なる7Proでも同様の事象が発生したことのことで、これが事実であり奇跡的な偶然でもなければASUS固有のソフトウェア側に起因している可能性が極めて高く、修理対応で基板交換というのも根本的な解決にはなっていないのかもしれませんね。