
OPPOが10月16日に中国で発表を予定している「Find X9」シリーズ。その中でも最上位モデルとなる「Find X9 Ultra」は、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、2026年第2四半期に登場するとみられています。正式発表を前に、著名リーカー「Digital Chat Station(DCS)」がそのカメラ仕様に関する新たな情報を公開しました。
ソニー製200MPセンサー「IMX90E」を採用
今回のリークによると、Find X9 Ultraの背面カメラは、ソニーの最新センサー「IMX90E」を採用した2億画素(200MP)のメインカメラを中心に構成されるとのことです。このセンサーは1/1.12インチという大型サイズで、光学式手ブレ補正(OIS)に対応。さらにガラスとプラスチックを組み合わせた「GP光学モジュール」により、高精細かつ色再現性に優れた撮影が可能になるとされています。
これに加えて、2基の5,000万画素ペリスコープ望遠カメラと超広角カメラを搭載。うち1基のペリスコープカメラには、ハイエンドモデル向けの「Sony LYT-828」センサーが採用され、光学3倍ズームとOISに対応するといいます。このLYT-828は、同時期に登場予定の「Find X9 Pro」や「Vivo X300 Pro」のメインカメラにも採用される見込みです。
フロントは50MPカメラを搭載、画面は6.8インチに拡大
フロントカメラも5,000万画素という高解像度仕様で、セルフィーやビデオ通話でもハイレベルな画質が期待できます。
なお、Find X9 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用し、下位モデルのFind X9/X9 Proが搭載するDimensity 9500とは差別化されます。バッテリー容量はX9 Proの7,500mAhを上回る可能性があり、ディスプレイも6.8インチのフラット型LTPO OLED(2K/120Hz対応)を採用するとのことです。
OPPOはここ数年、スマートフォンのカメラ性能で大きな進化を遂げています。今回のFind X9 Ultraは、同社が培ってきたイメージング技術の集大成となりそうです。正式発表が待ち遠しい一台です。