
サムスンが来年1月に発表すると見られている次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズ。そのラインナップには、Galaxy S26 Pro、Galaxy S26 Edge、Galaxy S26+、そして最上位モデルのGalaxy S26 Ultraが含まれると噂されています。今回、このシリーズの中核モデルとなる「Galaxy S26 Pro」に関して、新たな情報が浮上しました。
多くの地域ではExynos 2600を採用へ
海外メディア SamMobile が報じたところによると、Galaxy S26 Proにはサムスン独自開発の新型チップセット「Exynos 2600」が搭載される見通しです。これはほとんどの国と地域向けモデルに採用されるとされており、アメリカと中国市場向けにはクアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用する可能性が高いといいます。
S26+も同様の構成に?
同サイトは、Galaxy S26+でも同様のチップ構成になると指摘しています。なお、S26+は一時ラインナップから外されていたものの、前モデル「Galaxy S25 Edge」の販売が振るわなかったことを受けて、再び開発が再開されたとも報じられています。
Exynos 2600は初の2nmモバイルチップに
Exynos 2600は、サムスン初となる2nmプロセス採用のモバイルSoCで、CPUは1+3+6構成のデカコア仕様になるとみられています。量産はすでに9月から始まっており、性能面でも消費電力効率でも大幅な進化が期待されています。
新世代のGalaxy S26シリーズは、ハードウェア構成において地域ごとに差が出る可能性がある一方で、サムスンが再び自社製チップへの注力を強めている点は注目に値します。特にExynos 2600の完成度次第では、久々にグローバルで評価を覆す可能性もありそうです。