サムスン、「Galaxy Buds3 FE」を正式発表 空間オーディオとGalaxy AIを備えたコスパモデル

サムスンは8月18日、新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3 FE」を正式に発表しました。2023年に登場した「Galaxy Buds FE」の後継モデルで、最新技術を取り入れながらも手に取りやすい価格を実現したエントリー向けモデルです。

プロモデル譲りのデザインとANC搭載

外観は上位機種「Galaxy Buds3 Pro」と同じく、ブレード型のステムとカナル型イヤーチップを採用。ダイナミックドライバーを内蔵し、3つのマイクによるアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応しています。

Bluetooth 5.4接続に対応し、AACやSBCのほか、サムスン独自のSeamless Codec(SSC)も利用可能。さらに、24bitハイファイ音源の再生や立体的なサウンドを楽しめる空間オーディオもサポートしています。

ジェスチャー操作とGalaxy AI連携

操作はピンチやスワイプといった直感的なジェスチャーで行え、Google Geminiへの音声アクセスも可能。加えて「Galaxy AI Interpreter」によるリアルタイム翻訳機能も利用でき、旅行やビジネスシーンでの活用が期待されます。

また「Find My Earbuds」に対応しており、紛失時の探索も容易です。防塵・防水性能はIP54相当で、日常使いでの安心感も確保されています。

最大30時間の長時間バッテリー

イヤホン本体には53mAh、充電ケースには515mAhのバッテリーを搭載。再生時間はANCオンで最大6時間、ANCオフなら8.5時間で、ケース併用時には最大30時間の使用が可能です。充電はUSB-Cケーブル経由でケースに接続して行います。

価格と発売時期

カラーはブラックとグレーの2色展開。価格は150ドル/149ユーロ/129ポンドに設定され、出荷は9月初旬から順次開始される予定です。

お手頃価格で「AI体験」を身近に

Galaxy Buds3 FEは、ハイエンド機の機能を一部引き継ぎつつ、価格を抑えたバランスの良いモデルに仕上がっています。特にGalaxy AIを活用した翻訳や空間オーディオを、この価格帯で体験できる点は魅力的です。サムスンのTWS(完全ワイヤレスイヤホン)ラインアップの中でも、幅広いユーザー層にアピールする存在となりそうです。

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