ドコモ版Xperia 1 VIIにソフトウェアアップデート配信開始──データ移行中の再起動不具合に対応か

NTTドコモは2025年8月5日より、Xperia 1 VII(型番SO-51F)向けのソフトウェアアップデートを配信開始しました。今回のアップデートは「品質改善」を目的としたもので、端末を利用中の全ユーザーに対し、速やかなアップデートを呼びかけています。

データ移行時の再起動不具合に対処か

今回のアップデートで注目すべきは、初期設定時にUSB接続でデータ移行を行う際、まれに端末が再起動してしまう不具合が改善される点です。

この症状は、以前当サイトでも取り上げた「文鎮化不具合」に関連する交換対応時に多く報告されていたもので、キャリアショップやサポートセンターでの交換作業中、データ移行の途中で端末が再起動し、作業が進まなくなるケースが確認されていました。

今回のアップデートがこの問題への対策である可能性が高く、実際に不具合を経験したユーザーにとっては重要な修正と言えそうです。

セキュリティパッチも2025年8月版に更新

加えて、今回のアップデートではAndroidセキュリティパッチレベルも最新の2025年8月版へと引き上げられます。セキュリティ強化を含む安定性向上のためにも、早めの適用が推奨されています。

アップデート手順と所要時間

アップデートは、端末単体で5G/Xi/Wi-Fi回線を通じて行うことが可能で、所要時間は約4分程度となっています。回線状況により前後する場合もありますが、比較的短時間で完了する見込みです。

自動更新の場合、深夜2時〜6時の間に適用されますが、設定メニューから「今すぐ再起動」を選ぶことで手動更新も可能です。

ビルド番号は「71.0.A.2.76」に

アップデート後の最新ビルド番号は「71.0.A.2.76 release-keys」となります。アップデートが適用されているか確認する際は、「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」でご確認ください。

なお、過去ビルド番号は「71.0.A.2.22」「71.0.A.2.33」「71.0.A.2.43」などが確認されています。

Xperia 1 VIIの不具合報告は一部で続いているものの、今回のアップデートにより安定性が大きく改善されることが期待されています。ドコモ版をお使いの方は早めのアップデートをお勧めします。

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docomoXperiaXperia 1 VII不具合・バグ
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