ソニーと中国のスマホメーカー、Meizu(魅族科技)がちょっと珍しい「提携」をしたことが明らかになりました。
両者がそれぞれのウェブサイト上で明らかにしたもので、Xperia 1 IIIおよびそれ以降の新製品においてMeizuのFlymeが提供するアプリがプリインストールされるようになる、とのこと。
また、ユーザーがFymeストアで提供されているアプリを選択してインストールすることも可能になるようです。
ちなみにFlymeはMeizu社のカスタムOSですが、今回の提携でXperiaにFyme自体がインストールされる、というわけではない模様。
ただ、GSMArenaなどによると、Flymeファームウェアの一部機能はXperiaでも搭載されるようになるようです。
Meizu FlymeはSony Xperiaと戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。FlymeはMeizu(魅族科技)が開発・提供しているAndroidをカスタマイズしたカスタムスキンで、XiaomiのMIUIやOPPOのColorOSと同じ分類です。
なお、今回の提携の影響が及ぶのは中国版のXperia 1 III以降の機種のみなので、それ以外の国・地域のユーザーは基本的に無関係です。
SonyはPure Androidを維持したまま、Flymeが提供するアプリの一部をプリインストール、もしくはダウンロードできるオプションを用意すると案内。そのため、Xperia 1 III以降の製品にFlymeが搭載されることはありません。
正直、今回の提携がソニー/Xperiaにとってどういったメリットがあるのかは分かりませんが、ソニーはスマートフォン戦略において中国を最重要市場の一つとして考えている節があります。
今回の提携によって「Xperia」ブランドを広める足掛かりとする狙いがあるのかもしれませんね。
ソース:Meizu
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