
OPPOが4月に中国およびグローバル市場で発表したフラッグシップモデル「Find X8 Ultra」が、カメラ性能評価機関DXOMARKの最新プロトコル「Camera v6」テストで1位を獲得しました。新たに導入された評価基準で、Find X8 Ultraは169点超を記録し、ゴールドラベルに認定されています。
圧倒的なカメラ性能を証明

Find X8 Ultraは、メイン、超広角、短望遠、長望遠のいずれも5,000万画素のクアッドカメラ構成を採用。DXOMARKによると、ポートレート撮影での被写体の分離精度や自然で美しいボケ効果が特に優秀との評価を受けています。さらに、写真・動画どちらにおいても露出精度が高く、HDR処理により幅広い光環境でコントラストを適切に表現できるとのことです。

また、風景やポートレート撮影時においても、色味が自然で鮮やかに再現され、複雑なシーンや低照度下でも高いディテール描写とノイズ抑制を両立しています。オートフォーカス性能も正確かつ安定しており、動きのある被写体でも決定的瞬間をしっかり捉えられる点も高評価につながりました。
ズーム性能や課題点も
ズーム性能も、写真・動画いずれにおいても中距離から長距離まで高いディテール再現力を維持。特に望遠性能が求められるシーンでも精細さを損なわない点が強みとされています。
一方で、非常に難易度の高い撮影シーンでは色の安定性に欠ける場面や、ゴースト、融合不具合といったアーティファクトが発生することもあると指摘されています。ただ、全体としてバランスが良く、安定感のあるカメラ体験が得られるモデルであるとまとめられています。
カメラ重視ユーザー注目の一台
Find X8 Ultraは、カメラ性能に妥協したくないユーザーにとって、有力な選択肢となりそうです。OPPOが積み重ねてきた技術力が、最新プロトコルのテストで示された形です。今後も同社のカメラ戦略に注目が集まりそうです。