Xperia 10 IV? ソニーがSnapdragon 778G搭載の新型Xperiaを開発中か

新型Xperia、と言えば国内ではXperia 1 IIIのSIMフリー版のリリース時期やXperia 5 IIIの国内向けモデルの発売発表の有無などが話題の中心。

しかし今回、未発表の新型ミッドレンジモデルのものとされるベンチマークスコアが発見された模様です。

RedditユーザーがGeekbench上で発見したとして投稿していたものですが、現時点で私はまだGeekbench上での掲載は未確認です。(よってフェイクの可能性もあり)

よってここから先はこのベンチマークスコアが「本物だったら」という仮定で進めます。

SD778G搭載の新型Xperiaとその根拠

ご存知の方も多いとは思いますが、「lahaina」というのはクアルコムのハイエンド向けチップ、Snapdragon 888のコード名として知られており、実際、Geekbench上でもXperia 1 IIIやGalaxy S21シリーズ、その他のSD888搭載機種の”Motherboard”欄には「lahaina」と記載されています。

よって、今回のものもぱっと見ではスコアがたまたま低めに出てしまったSD888搭載のXperia 1 IIIもしくはXperia 5 IIIといったところです。

しかし、最近発売されたサムスンのミッドレンジなどのGeekbenchベンチマークスコアを見るとクアルコムの最新ミッドレンジ向けチップ、Snapdragon 778Gも「lahaina」と表示されることが判明しています。

サムスンの最新ミッドレンジ、Galaxy A52sのベンチマークスコア

また、このXperiaがもしSD888搭載であれば、各コアのクロックスピードは:

Cluster 1 4 Cores @ 1.80 GHz
Cluster 2 3 Cores @ 2.42 GHz
Cluster 3 1 Core @ 2.84 GHz

と表記されるはずですが、今回のものは:

Cluster 1 4 Cores @ 1.80 GHz
Cluster 2 4 Cores @ 2.40 GHz

となっており、これも先のSD778G搭載のGalaxy A52Sのものと一致。
この点からもこの謎の新型Xperiaモデルに搭載のチップはSD778Gである、ということになります。

よって、もし本当にこのモデルが実在するのであれば、これはSnapdragon 778Gを搭載した新型ミッドレンジのXperiaということに。
また、搭載OSもまだ正式リリースされていないAndroid 12となっている点も興味深いところです。

ただ、この時期に発見されたというのはかなり微妙で、仮に実在するモデルだとしても今年中にリリースされる機種とは限りません。
2022年モデルに属する可能性もあり、だとするとXperia 10 IIIの後継機、Xperia 10 IVのもの、という可能性もありそうです。

ソース:Reddit

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