Appleは近年、物理SIMカードの使用を制限しつつあり、一部のiPhoneモデルではeSIM専用となる動きが見られます。この流れが、Androidスマートフォンにも波及する可能性が高まっています。
Snapdragon 8 Elite Gen 2搭載モデルで物理SIM廃止か
これまで、iPhoneの物理SIM廃止に抵抗があるユーザーは、OnePlus 13やPixel 9 ProといったAndroidスマートフォンを選ぶことで対応してきました。しかし、今後はその選択肢も限られていくかもしれません。
著名なリーカーDigital Chat Station氏によると、次世代のSnapdragon 8 Elite Gen 2（リーク情報ではSM8850）を搭載する一部のAndroidフラッグシップモデルでは、物理SIMスロットが廃止される可能性があるとのことです。特に、次世代の超薄型スマートフォンにおいて、この仕様変更が顕著になると予想されています。
eSIM専用化の流れは広がるのか？
この動きが業界全体に定着するかどうかは、いくつかの要因に左右されると考えられます。その一つが、Appleが今年発表すると噂されている「iPhone 17 Air」の成功です。また、Samsungの「Galaxy S25 Edge」も、こうした流れを加速させる要因となる可能性があります。
物理SIMスロットの廃止によってスマートフォンのさらなる薄型化が進む一方で、eSIMのみに対応することによる利便性やキャリアの対応状況など、ユーザーにとってはメリットとデメリットの両面があるでしょう。今後の動向に注目が集まります。
