
スマートフォン市場において注目を集めているPOCO F7 Ultraのレンダリング画像が流出しました。この画像から、同モデルがREDMI K80 Proのリブランド版であることがほぼ確定的となり、以前から噂されていた情報が現実味を帯びています。
デザイン面では、目立った違いはほとんどなく、REDMIのロゴがPOCOに置き換わった程度で、質感やデザイン言語はそのまま維持されているようです。流出したブラックカラーのレンダリング画像からも、高級感のあるカメラモジュールや滑らかな背面デザインが確認できます。

ベンチマークで驚異的な性能を確認
POCO F7 Ultraは、Geekbench AIデータベースに「24122RKC7G」という型番で登場しました。この「G」の文字はグローバル向けモデルであることを示しており、REDMI K80 Proと同一の仕様である可能性が高まっています。
ベンチマーク結果から判明した主要スペックは以下の通りです。
- Qualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサー
- 16GB RAM によるスムーズなマルチタスク処理
- Android 15 を搭載
この組み合わせにより、ゲーム、作業、日常的な使用すべてにおいて圧倒的なパフォーマンスが期待されます。特にSnapdragon 8 Eliteは、エネルギー効率を向上させながら圧倒的な処理能力を誇る最新のプレミアムチップです。
REDMI K80 Proのグローバル版として登場へ
今回のリークにより、POCO F7 UltraがREDMI K80 Proのグローバル向けモデルであることが、型番「24122RKC7C(REDMI K80 Pro)」と一致する点からも明らかになりました。これは、Xiaomiが市場ごとに異なるブランド名で展開する従来の戦略に沿った形といえます。
予想されるスペック
REDMI K80 Proの仕様を踏まえると、POCO F7 Ultraには以下のスペックが搭載される可能性が高いです。
- 6.67インチ 2Kディスプレイ(120Hzリフレッシュレート)
- 最大1TBのストレージ容量
- 5,300mAhバッテリー(REDMI K80 Proの6,000mAhよりやや小型)
- 120W急速充電対応
このディスプレイは、ゲームやメディアコンテンツを楽しむのに適しており、高解像度かつ滑らかなスクロール・タッチ操作を実現します。
Xiaomiファンにとっての意味
POCO F7 Ultraは、Xiaomiがハイエンド技術をグローバル市場向けに展開する姿勢を示す象徴的なモデルといえるでしょう。Snapdragon 8 Eliteや16GB RAMを搭載しながら、他社のフラッグシップモデルと競争できるパフォーマンスを備えつつ、POCOブランドならではのコストパフォーマンスも期待されます。
また、Geekbenchのリストに登場したことから、正式発表が近づいている可能性もあります。今後数週間以内に、価格や発売日、詳細なスペックが発表されることが予想されるため、続報に注目です。