
Motorolaの次世代スマートウォッチ「XT2541-1」が、TUV RheinlandおよびEECの認証データベースに続き、FCC(米国連邦通信委員会)の認証を取得しました。これにより、いくつかの主要な仕様が判明し、発売が近いことが示唆されています。
FCC認証で判明した「XT2541-1」の特徴

FCCの認証情報によると、「XT2541-1」のFCC IDは「IHDT6AB4」となっており、BluetoothおよびGNSS(衛星測位システム)の通信機能を搭載しています。
- Bluetooth周波数(送受信):2400MHz ~ 2483.5MHz
- GNSS周波数(受信):1559MHz ~ 1610MHz
- 金属フレームアンテナを採用し、本体のフレームをアンテナとして活用
また、Bluetoothの変調方式として、Bluetooth LEではGFSK、Bluetooth 1MbpsではGFSK、Bluetooth 2Mbpsではπ/4-DQPSK、Bluetooth 3Mbpsでは8-DPSK、GNSSではBPSKが採用されています。
バッテリー&健康管理機能も充実

「XT2541-1」はモデル番号「L3275」のバッテリーを搭載し、充電用USBケーブル(モデル番号「SLQ-A269A」)が付属することも判明しました。
さらに、血圧(BP)測定機能や心電図(ECG)測定機能をサポートすることが明らかになっており、ヘルスケア機能の強化が期待されます。
すでに複数の認証を取得、発売間近か
このスマートウォッチは、以前にTUV RheinlandおよびEECの認証を取得しており、その際に5W充電対応やクラスIIIの保護設計が明らかになっています。これらの情報から、「XT2541-1」は耐久性と実用性を兼ね備えたデバイスであることがうかがえます。
FCC認証の取得により、正式な発表や発売が近いことが示唆されており、今後さらなる詳細が明らかになる可能性があります。Motorolaの次世代スマートウォッチに注目が集まりそうです。