
Nothingが3月に予定している「Phone (3a)」シリーズの発表に向けて準備を進める中、同社のCMFブランドから新たなスマートフォンがインドのBIS(インド規格局)認証サイトに登場しました。これは「CMF Phone 2」とみられ、すでにIMEIデータベースにも登録されていたモデルと一致することから、近いうちに正式発表される可能性が高まっています。昨年7月に発売されたCMF Phone 1の後継機として、今回はより早いタイミングで市場に投入されるかもしれません。
CMF Phone 2のBIS認証情報

91mobilesが発見したBISデータベースによると、CMFの新デバイスは「A001」というモデル番号で登録されています。この型番は、前モデル「CMF Phone 1」の「A015」とは大きく異なり、新シリーズとしての位置付けが期待されます。また、CMF Phone 2には「Galaga(ギャラガ)」というコードネームが付けられているとの噂もありますが、BISの認証情報からはこれを裏付ける情報は得られていません。
CMF Phone 2の予想スペック
現在のところ、CMF Phone 2の詳細なスペックについては公式発表がないものの、いくつかの噂が浮上しています。
- チップセット:Qualcommの「Snapdragon 7s Gen 3 SoC」を搭載すると予測されています。ただし、これはまだ確定情報ではなく、上位モデル「Nothing Phone (3a)」と同じプロセッサを採用するかどうかも不明です。もしこの情報が正しければ、前モデル「CMF Phone 1」のDimensity 7300チップセットと比較して、GPUの性能向上や新しいCPUアーキテクチャの採用が期待できます。
- デザイン・カラーバリエーション:YouTubeで公開されたCMFデザイナーLucy Birley氏のインタビュー動画では、新型Nothing Phoneの登場が4月になる可能性が示唆されており、その端末がCMF Phone 2であるとの推測が広がっています。また、同じ動画の中で、新モデルには「ブルー」のカラーバリエーションが用意される可能性があることが示唆されました。前モデルのCMF Phone 1にもブルーカラーがラインナップされていたため、同様のカラー展開がなされるかもしれません。
価格は未定、早期発売に期待
CMF Phone 1は、日本では4万4,800円からの価格設定で登場しましたが、CMF Phone 2の価格に関する情報はまだ出ていません。今後、さらなるリーク情報や公式発表が待たれます。新しいCMF Phoneがどのような進化を遂げるのか、続報に注目です。