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POCO X7 Proの発売後、ユーザーからはその高速なパフォーマンスや優れたバッテリー持ちが高評価を受けていますが、一部でアプリ落ちが問題視されています。人気YouTubeレビュアーが投稿した動画では、この問題が特にゲーマーにとって深刻であることが明らかになりました。
背景でアプリが強制終了する問題が頻発
YouTuberは約1か月間POCO X7 Proを使用した結果、アプリのバックグラウンド維持が非常に不安定だと指摘しました。
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「POCOやXiaomiのスマホはバッテリー消費を抑えるためにバックグラウンドアプリを積極的に終了することで知られていますが、X7 Proではその動作がさらに過剰になっている」と述べています。
X7 Proの使用環境は以下の通りです:
- OS:Hyper OS 2.0.7(Android 15ベース)
- RAM:8GB(12GBモデルは未検証)
特にゲームアプリでこの問題が顕著で、YouTuberが「GTA San Andreas」をプレイ中にGoogleアシスタントを誤作動で起動したところ、元に戻った際にゲームが強制再起動されてしまったそうです。同様のテストを複数のゲームで行った結果、ほとんどのケースでアプリが再起動されました。
RAM拡張でも効果なし
YouTuberはこの問題を改善するために、スマホのRAM拡張機能を試しました。RAM拡張とは、内部ストレージの一部を仮想RAMとして使用し、アプリのバックグラウンド維持を助ける機能です。
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「仮想RAMを8GBに設定して再テストしましたが、結果は変わりませんでした。ゲームは相変わらず再起動されてしまいます」とのこと。
これにより、少なくとも現時点ではRAM拡張がアプリ落ちの改善に大きな効果を発揮していないことがわかります。
通常のアプリ使用でも問題が発生
ゲームだけでなく、AccuBatteryのようなバックグラウンドで動作するアプリでも問題が確認されました。設定でバッテリー最適化を無効にし、さらにアプリをロックしても、一定数のアプリを開くと強制終了される現象が発生。
「バックグラウンドで2〜3個のアプリを開くと、最初のアプリが再起動されます」と説明し、通常使用においても不便を感じるケースがあることを示しています。
POCO X7 Proは今後改善されるか?
現在、12GBモデルではこの問題が改善されているかは不明です。YouTuberはPOCOに対してテストの機会を希望していますが、現時点では8GBモデルでのバックグラウンド維持問題は確かに存在しているとのこと。
それでも、動画の最後には「このスマホは非常に高速で使いやすいデバイスでもある」と述べており、今後のソフトウェアアップデートによる改善に期待が寄せられます。POCO X7 Proを購入検討中の方は、ゲームやマルチタスクの頻度に応じて慎重に判断するのが良さそうです。