Samsungの最新フラッグシップ「Galaxy S25」シリーズでは、One UI 7によってカメラ機能が大幅に強化されました。新たに追加されたカスタマイズ可能なフィルター、Log動画撮影、バーチャル絞りなどの機能は、カメラを重視するユーザーにとって大きな魅力となっています。
そして、これらの新機能がOne UI 7.1のアップデートを通じて、旧モデルのGalaxyシリーズにも提供される可能性があるとの情報が浮上しています。
One UI 7で追加されたカメラ機能
Galaxy S25シリーズで導入されたカメラ機能の中でも、特に注目されているのは次のようなポイントです。
新たに6種類のフィルターが追加され、レトロな雰囲気の写真を撮影できるようになりました。また、既存の4種類のフィルターも改良され、より自然な仕上がりになっています。
さらに、色温度・コントラスト・彩度を50段階で調整できるカスタムフィルターが登場し、AIによるフィルター調整機能も強化されました。
プロ向けの撮影機能として、Log動画撮影がProモードに追加されました。
撮影後にカラーグレーディング(色調補正)を施すことで、映画のような映像表現が可能になります。
最大解像度は8K 30fpsまで対応しており、高画質な映像を残せます。
また、10bit HDR動画が標準で有効化されており、より広いダイナミックレンジを実現。Camera Assistantアプリを通じてHDR10+にも対応し、映像の鮮やかさが向上しています。
ポートレート撮影ではバーチャル絞り機能が導入され、一眼レフカメラのような背景ぼかしを表現できるようになりました。そのほか、「Motion Photo」や「Single Take」といった撮影機能も強化されています。
One UI 7.1で旧モデルにも展開される可能性
Samsungは先日のGalaxy Unpackedイベントで、今後のソフトウェアアップデートを通じて旧モデルのGalaxyにも新機能を順次提供していく方針を明らかにしました。
すべてのデバイスが同じ機能を受け取れるわけではなく、各端末のスペックや性能に応じた対応になるとみられます。しかし、カメラ機能の強化が旧モデルにも反映されるとなれば、多くのGalaxyユーザーにとって朗報といえるでしょう。
One UI 7の「Now Bar」にGoogleマップ統合、ナビ機能がより便利に
One UI 7の新機能の一つである**「Now Bar」**にもアップデートが加えられ、Googleマップとの統合が実現しました。
Now Barは画面下部に表示されるピル型のインターフェースで、リアルタイムの情報を確認できる機能です。Appleの「Dynamic Island」と似たコンセプトで、通知やナビ情報をスムーズに確認できます。
また、Always-on Display(AoD)上でも動作し、画面をオンにしなくても情報をチェックできるのが特徴です。
今回のアップデートにより、Googleマップと連携し、公共交通機関の経路案内やナビゲーション情報がNow Bar上に表示されるようになりました。
最新バージョンのGoogleマップ(25.05.01.719889437以降)をインストールすることで利用可能です。
まとめ
Galaxy S25シリーズの最新カメラ機能であるカスタムフィルター、Log動画撮影、バーチャル絞りなどが注目されています。Samsungは今後のソフトウェアアップデートで旧モデルのGalaxyにもこれらの機能を提供する可能性があるとしています。
また、One UI 7のNow BarがGoogleマップと連携し、ナビゲーション機能がより便利になりました。今後のアップデート情報にも期待が高まります。Galaxyユーザーは、One UI 7.1の正式発表を楽しみに待ちましょう。
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