Google、Pixel 4aの過去のアップデートを削除!バッテリーパッチ後の対応にユーザー困惑

2025年に入り、GoogleはPixel 4a向けに「バッテリー性能向上プログラム」を発表しました。このプログラムでは、新しいAndroid 13 OTAアップデートの提供や、無料のバッテリー交換、あるいは補償オプションが含まれています。しかし、その一環として、GoogleはPixel 4aの過去のすべてのアップデートを削除してしまいました。これにより、ユーザーからの反応が賛否両論となっています。

過去のアップデートが消えた!

Pixel 4aのユーザーが気づいたのは、Googleの「Factory Images」および「Full OTA Images for Nexus and Pixel Devices」というウェブサイトから、Pixel 4a向けの過去のアップデートファイルがすべて削除され、新しいバッテリー管理機能を備えたアップデート(TQ3A.230805.001.S2)のみが残されていることです。この削除は、1月22日(水)に行われたようです。

新しいアップデートの内容とは?

Googleによると、この新しいAndroid 13アップデートは「利用可能なバッテリー容量を減らし、充電性能に影響を与える」とのこと。具体的には、「充電間隔が短くなる可能性がある」ほか、「充電性能の低下や、バッテリー残量表示の変化が起こる」と説明されています。このアップデートは、ソフトウェアがリリースされると、自動的にダウンロードされ、端末が充電中かつインターネットに接続されている場合に適用されます。

ユーザーの反応は?

このアップデートを適用したユーザーの中には、実際にバッテリーの持ちが悪くなったと感じている人が多くいます。また、無料のバッテリー交換プログラムに申し込んだ際、端末検査で他の問題が発覚し、修理や追加費用が必要になったケースも報告されています。これは2020年発売のハードウェアであることを考えるとある程度予想されることですが、やはりユーザーにとっては不満が残る対応です。

なぜ過去のアップデートを削除したのか?

Googleは過去にも、リリースに問題がある場合にファクトリーイメージを削除するケースがありました。今回の場合は、ユーザーが過去のバージョンに戻れないようにする意図があると見られています。ただし、すべてのPixel 4aがバッテリー問題の影響を受けているわけではないため、3年分のアップデートをすべて削除するという対応は、一部のユーザーにとっては過剰な措置だと感じられるようです。

まとめ

Googleの今回の対応は、Pixel 4aユーザーにとって必ずしも歓迎されるものではありませんでした。特に、過去のアップデートを削除したことで、ユーザーの選択肢が狭められた点は大きな議論を呼んでいます。一方で、バッテリー問題に対する補償オプションを用意したことは評価できる部分もあります。

もしあなたがPixel 4aユーザーで、バッテリーの問題を感じているなら、ぜひGoogleのサポートページをチェックしてみてください。今後の対応に注目が集まります。

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