Xperia 1 VIのSoftBank版において、Android 15へのアップデート後に「プライベートスペース」機能が利用できないとの報告が相次いでいます。
ソニーの公式情報では、Android 15の標準機能として「プライベートスペース」が搭載されるとされていますが、SoftBank版ではこの機能が設定メニューに表示されないことが確認されています。他キャリア版やオープン市場版のXperiaでは同機能が利用可能であるため、SoftBank版特有の仕様変更が原因である可能性が指摘されています。
ユーザーの声
SoftBank版Xperia 1 VIを利用するユーザーからの報告によると、設定→プライバシーに「プライベートスペース」の項目が表示されず、公式の案内通りの設定を試みても解決には至らなかったとのことです。一方で、ドコモ版や楽天版（オープン市場版）では正常に機能が利用可能であることが確認されています。
ソフトバンク公式ページより↓ 確かに「プライベートスペース」に関する記述はなし。
また、SoftBank公式サイトのサポートページでも、「プライベートスペース」に関する記載は見当たらず、SoftBank版ではこの機能が事実上制限されているとみられます。
キャリアごとの仕様違いの背景
他のユーザーからの指摘では、Xperiaシリーズを含む多くのスマートフォンにおいて、キャリアごとに機能制限や設定の違いが存在することは珍しくないとのことです。キャリア端末は各キャリアの仕様に合わせて調整が行われており、ハードウェアが共通であっても、ソフトウェア側で機能を制御する例が多々あります。
例えば、Xperiaシリーズでは以前から「複数ユーザー機能」がドコモ版とオープン市場版のみ対応し、au版やSoftBank版では利用できないという仕様が存在していました。今回の「プライベートスペース」機能の制限も、同様の理由によるものと考えられます。
まとめ
現時点では、SoftBank版Xperia 1 VIにおいて「プライベートスペース」機能を利用する方法は公式に提供されていないようです。同様の現象はネット上でも多くのユーザーから報告されており、キャリアやメーカーによる公式な説明や対応が待たれます。
なお、このプライベートスペースはAndroid 15へのアップデートでXperia 1 VやXperia 5 Vでも利用可能になることが判明していますが、1 VIのソフトバンク版で利用不可能ということは、おそらくソフトバンク版のXperia 1 Vでも同様ということになると思われます。（ソフトバンクはXperia 5 Vは取り扱っていません。）
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