今月初め、RedmiがK80シリーズの一環としてコンパクトなフラグシップスマートフォンを開発しているという噂がありました。
このモデルは、Dimensity 9400またはSnapdragon 8 Eliteチップを搭載し、6.3インチのディスプレイと大容量の6000mAhバッテリーを備えたコンパクトな設計が予定されていたとされています。
しかし、この計画はまだ構想段階にとどまっていたようで、正式発表には至りませんでした。そして、結局市場に出ることもなくなりそうです。
今日、Weiboでの投稿を通じて情報提供者Digital Chat Stationが「小型スクリーンのRedmi端末を製造しないことに決定した」と明かしました。
ポータブルで高性能なスマートフォンを求めているユーザーにとっては少し残念なニュースかもしれませんが、代わりにVivoが「X200 Pro Mini」を新たにラインナップに加えました。これは、Proモデルと同様の高性能機能をコンパクトなサイズで提供するものです。
一方で、Redmiは近々中国市場向けにK80とK80 Proの通常モデルを発表する見込みです。
Redmi K80シリーズの仕様
これまでの情報によると、Redmi K80 Proは新しいSnapdragon 8 Eliteプロセッサーを搭載する予定です。これは、現行モデルK70 ProにSnapdragon 8 Gen 3チップが搭載されていることを踏まえると、特に驚きではありません。
K80 Proには、K70 Proの5000mAhを上回る大容量6000mAhのシリコンバッテリーが搭載される可能性もあります。また、標準モデルにはSnapdragon 8 Gen 3チップに加えて、さらに大きな6500mAhバッテリーが搭載されるとの噂もあります。
カメラについては、どちらのK80モデルも50MPのメインカメラを含むトリプルカメラ構成が予想されています。標準モデルにも望遠レンズが搭載され、Proモデルの望遠レンズには3倍ズーム対応の50MPセンサーが採用される見込みで、これはK70 Proの2倍ズームからのアップグレードです。さらに、両モデルともに防塵・防水性能のIP69規格に対応することが期待されています。
フロントには、6.67インチの2K解像度、120Hzリフレッシュレートに対応するディスプレイが採用される見込みで、TCL華星光電(Huaxing Optoelectronics)製の最新C9ディスプレイ素材が使用されるとされています。
Redmiファンにとっては、新たなK80シリーズがどのような進化を遂げるのか楽しみなところです。
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