Pixel 6シリーズの出荷台数、昨年の3倍の見込み、自社製チップ搭載タブレットの予定も

10月19日発表、同月28日発売がほぼ確実となっている新型Pixel、Pixel 6およびPixel 6 Pro。

Googleがこの新型Pixelシリーズの売上についてかなり強気な見通しをしていることが明らかになりました。

Pixel 6シリーズの出荷台数は1000万台超えの見込み

the company has high hopes for the Pixel 6 range and has asked suppliers to prepare 50% more production capacity for the handsets compared with the pre-pandemic level in 2019
同社はPixel 6シリーズに大きな期待を寄せており、サプライヤーに対して、同端末の生産能力をパンデミック前の2019年の比べて50%増にするよう要請

Nikkei Asia

同期時によると、2019年のPixelの出荷台数は700万台だった、とのことなので、単純計算するとGooglはPixel 6/6 Proについて1000万台以上の出荷台数を見込んでいる、ということに。

ちなみに同シリーズの2020年の出荷台数は370万台と、新型コロナの影響もあってか、前年比半分ほどになったとのことです。

つまり、大雑把にいうと、GoogleはPixel 6シリーズの売上台数を昨年の3倍程度になることを予想している、ということになり、これはかなり強気の見通しではないでしょうか。

なお、このPixel 6シリーズについては少なくともPixel 6 Proについては「プレミアムフラッグシップ」となることがGoogle幹部より明言されており、その言葉をそのまま受け取るとおそらく価格は15万円前後になると言われています。

一方、無印のPixel 6については「レギュラーフラッグシップ」になると言われていますが、それでも10万円前後になるのはほぼ確実と言われています。

ハイエンド不調のなか、Pixel 6/6 Proだけで1000万台以上、というのはちょっと無理があるような気もしますが、どうなんでしょう。

ちなみにソニーのXperiaスマートフォンの2020年度スマートフォン売上台数は290万台だったので、今回のPixelはフラッグシップだけでその3倍以上を目指す、ということになります。

タブレット&ノートパソコン向けの自社製チップも開発中

なお、今回の記事にはもう一つ(というかこちらはメイン)、重要な情報も掲載されており、これによると、Googleは現在、ノートパソコンおよびタブレット向けの自社製チップも開発中で、これは2023年を目途にリリースされる予定、とのこと。

Googleのノートパソコン、と言えばGoogle製Chromebookの「Pixelbook」ということになると思いますが、「タブレット」というのが非常に気になります。

ひょっとするとNexusタブレットのようなPixelタブレットの展開、というのもあり得るのかもしれませんね。

ソース:Nikkei Asia

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コメント

  1. ahowsman より:

    >Pixelタブレットの展開、というのもあり得るのかもしれませんね。

    Pixel Slate出してたじゃん。