Pixel 8aキラーになりうるか?Nothing Phone (2a)とのベンチマーク性能比較

発表・リリースが刻一刻と近づいているPixel 8a。

このPixel aシリーズは過去2世代の6aや7aがPixelラインナップでは一番の売れ筋となっており、国内でのPixelシェア急拡大の推進力となっています。

一方、今年「Pixel 8aキラー」として同モデルの強力なライバルになりうる機種として注目されているのが、先日国内でもリリースされたNothing Phone (2a)です。

というわけで、今回はこのPixel 8aとNothing Phone (2a)のベンチマークスコア性能比較をしてみたいと思います。

Pixel 8aのベンチマークスコア↓

Geekbench 5におけるPixel 8aのベンチマークスコアはシングルコアが1218ポイント、マルチコアが3175ポイント。

Nothing Phone (2a)のベンチマークスコア↓

Nothing Phone (2a)のスコアはシングルコアが851ポイント、マルチコアが2164ポイント。

つまり、Pixel 8aのベンチマークスコアはNothing Phone (2a)と比べてシングル・マルチコアの両方で1.5倍近く、ということになります。

Pixel 8aに搭載のTensor G3は8/8 Proのものとは若干製造プロセスがことなる「廉価版」ともいわれていますが、それでもNothing Phone (2a)に搭載のDimensity 7200 Proと比べると、その差は歴然といったところ。

性能・価格が違い過ぎて競合機種にはならない?

一方、Nothinng Phone (2a)の国内価格は8GB/128GBモデルが4万9,800円(未発売)、256GB/12GBモデルが55,800円となっています。

一方、Pixel 8aは米国価格が500~550ドルになると言われており、昨年の7aの価格を参考に為替レートの変動の影響などを考慮すると、Pixel 8aの国内価格は安くて6万円台、おそらく7万円程度になると予想されています。

よって、最大で2万円を超えるの価格差が生じる可能性もあるということになり、これだけの価格差があると購入を検討するユーザー層も異なってくるような気もします。

そうなると、性能・価格面でもライバル機種というよりは、クラスの違う機種同士といった位置づけになり、Nothing Phone (2a)が「Pixel 8aキラー」にはなりえないようにも思えます。

データソース:Geekbench

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