新型Xperiaのディスプレイ仕様変更「特注コスト」削減でスペック向上・品質アップへ

2024年の新型Xperiaランナップで21:9→19.5:9となるディスプレイのアスペクト比率。
また、仮称「Xperia 1 VI」ではスクリーン解像度も4K→2K+(QHD+)とスペックダウンされると言われており、この2点については2人の有名リーカーが明言しているので「確定」とみてよさそう。

そんな中、ESATO上のリーカーからその「理由」に関する情報が提供されていました。

ソニーが4K & 21:9ディスプレイを廃止するのはコストが理由。過去のXperiaではカスタムオーダーのディスプレイを使っていたが、ディスプレイサイズを小さくすることで(中国製など)一般的でより安価なパネルを使うことが可能。結果としてパネルのスペックを上げることができる

ご存じのように、4Kディスプレイを搭載したスマートフォンというのはXperia 1シリーズ以外には存在しなかったので、ソニーがサプライヤーに「特注」していたことは間違いなさそうで、当然これは「既製品」よりもコストが高くつくことが考えられます。

要はソニーは、2024のXperiaで搭載パネルを従来の「オーダーメイド(特注品)」から「レディーメイド(既製品)」パネルに切り替えることで、これまでオーダーメイドにかかっていたコストを削り、その分をよりスペックの高いディスプレイの調達に回す、という事だと思われます。

つまり、4K&21:9というプレミアムフラッグシップXperiaの「特徴」は失われることになる一方で、ディスプレイパネル自体の品質は向上する可能性が高い、ということに。

なお、今回の情報で少し気になるのは「ディスプレイサイズを小さくすることで」とあること。

現在のXperia 1シリーズのディスプレイサイズは6.5インチですが、19:5:9になることで若干サイズが小さくなるということでしょうか。

また、Xperiaに採用されていたディスプレイパネルですが、これまでは少なくともフラッグシップモデルにはサムスン製のものが使われていました。

が、今回の情報によると、これが中国製のより安価なものに置き換えられるとあるので、ひょっとするとBOE製などになるのかもしれませんね。

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