2023年のクアルコムの最新ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
同チップセットの派生モデルに関する新情報やベンチマークスコアがでてきました。
これは同氏が以前より存在をリークしているSnapdragon 8 Gen 3のダウングレード版「SM8635」に関するもので、今回の情報によると、同チップセットの名称は「Snapdragon 8s Gen 3」となり、各コアの構成とクロックスピードは:
1 x 3.01 GHz X4
4 x 2.61 GHz A720
3 x 1.84 GHz A520
これを裏付けるように、このSD8sGen3を搭載した機種のベンチマークスコアも発見されています。
ちなみに、レギュラー版のSD8Gen3の各コアのクロックスピードは:
- 1 x 3.30 GHz X4
- 3 x 3.15 GHz A720
- 2 x 2.96 GHz A720
- 2 x 2.27 GHz A520
つまり、Snapdragon 8s Gen 3使われているコア自体は無印と同じですが、各コアの数が異なり、全てのコアがアンダークロックされているという事になります。
なお、今回発見されたベンチマークスコアによると、同チップセットの性能はSnapdragon 8 Gen 2よりも低く、Snapdragon 8 Gen 1の少し上といったところ。
よって、実際にはSnapdragon 8 Gen 3のダウングレード版というよりは、Snapdragon 8 Gen 2のダウングレード版と言った方がよさそうです。
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