Androidスマートフォンに近々、地味ながら画期的、非常に有用な機能が追加される可能性がでてきました。
Android PoliceやAndroid Centralといった有名ガジェット系サイトのコントリビューターであるMishaal Rahman氏からの情報で、Androidシステムには「リペア(修理)モード」という新機能が追加される予定とのこと。
これ、PCなどでよくある破損したデータを修復したりする機能ではなく、物理的にスマートフォンを修理に出す際などに有効化するための機能。
オンにすることで“デバイスの修理中にユーザーのプライバシーを保護する安全な環境を構築する”とのことです。
ご存知のように、現在、スマートフォンを修理に出す際はまず端末をファクトリーリセット、つまり初期化することが求められます。
しかし、この修理モードでは、事前にデバイスデータ消去することなく修理に出すことができ、この修理モードでは、ユーザー以外はアプリやデータにアクセスすることはできない状態になります。
つまり、もしこの機能がAndroidスマートフォンに実装されれば、理論上は、スマホを修理を出す際の端末の初期化が不要になる、ということに。
国内ユーザーの声を拾っていると、使っている端末に何らかの不具合や故障が生じても、初期化をするのが嫌で修理に出すのを躊躇する、というケースが結構多いように思います。
しかし、もし修理の際の初期化が不要、となればそのハードルが大きく下がるということになり、実用化されればかなり便利な新機能となりそうです。
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