ここ最近、Android OSやセキュリティアップデートサポート期間拡大が一つのトレンドとなっています。
Pixel 8シリーズは7回のOSアップデート、そして7年間のセキュリティアップデートのサポートを約束し、かなりのサプライズとなりました。
一方、ソニーのXperiaスマートフォンはまだ公式にはAndroid 14アップデートの対象機種は明らかにしておらず、今後発表されるかも不明(昨年のAndroid 13での発表はありませんでした)。
ただ、ドコモが同社の取り扱う機種のAndroid 14アップデート対象機種を明らかにし、これによると、XperiaのアップデートはXperia IVシリーズ以降のモデルのみとなることが確定しました。
しかし今回、海外ではAndroid 14アップデートの対象機種となるXperiaのラインナップが国内キャリア版とは異なる可能性が出てきました。
これは、AndroidスマートフォンのOSアップデート・トラッキングを行っている「androidupdatetracker」からのもので、これによると、「ソニーはXperia 1 IIIにAndroid 14アップデートを提供することを約束している」とあります。
もちろん同サイトは公式・公的なサイトではありませんが、過去のトラッキングレコードを見る限りでは情報は正確な模様です。
そういえば、海外では数週間前に公式カスタマーサポートからの情報として、Xperia 1 III・5 IIIもAndroid 14アップデート対象になるといった情報もありました。(一部ではサポートの情報が間違いっているという指摘も)
なお、基本的にここ最近はXperiaの国内版と海外版で最新Android OSのアップデートの有無が違うということはありませんでした。
ただ、どの機種だったかは失念してしまったのですが、過去のXperiaでは国内キャリア版はOSアプデ対象外、海外版は対象となった機種があったような気もします。(覚えている方、いらっしゃるでしょうか?)
また、欧州圏では2025年の6月以降にリリースされるスマートフォンには5回のOSアップデートが義務化されるという動きもあります。
一方、これはXperiaに限ったことではありませんが、国内キャリア版スマートフォンのファームウェアの開発やアップデート管理は各キャリアが行っており、アップデートを提供・しないも最終的にはキャリア次第。
よって、今後国内キャリア版と海外モデルや国内SIMフリー版とでアップデートのサポート期間・回数に違いが出てくる、という可能性はありそうです。
コメント
昔所有していたXperia arcで海外版はAndroid4.0へアップデートされてドコモ版は無しでしたね。これがきっかけで国内キャリア版は買わない様になりました。