先日Googleがリリースした最新Pixelスマートフォン、Pixel 8とPixel 8 Pro。
価格が前モデルからかなりアップしているためか、国内での出足は前モデルのPixel 7シリーズと比べるとゆっくり、といった印象を受けます。
一方、このTensor G3搭載のPixel 8シリーズの評価は全体的には好意的なものが大半。
これといった致命的な不具合やバグもほとんどなさそうです。
しかし、その「性能」、特にゲームプレイ時など、高負荷での使用環境でのパフォーマンスについての評価はネガティブなものも散見されます。
そんな中、Youtube上で最近知名度を上げてきているレビューワー、Golden ReviewがこのPixel 8 Proのゲーミング性能、具体的には「原神」プレイ時のパフォーマンスについて気になる報告をしていました。
ご覧のように「原神」プレイ時のPixel 8 Proの平均FPSは33.5。
Snapdragon 8 Gen 2搭載機と比べると大きな差があることが分かります。
Tensor G3がSD8Gen2より性能面で劣っていることは以前から知られており、これ自体は特に驚くようなことではありません。
ただ、気になるのはこのPixel 8 Proの平均FPSがTensor G2搭載のPixel 7 Proよりも劣っているという点。
さらに電力効率においてもPixel 7 Proの方が8 Proよりも高い、という結果が出ています。
CPUのベンチマーク性能では前モデルから順当な進化を遂げているPixel 8 Proですが、GPUリソースを大量消費するゲームプレイ時などの性能においてはまだまだ課題がありそうです。
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