Xiaomiの最新モデル、と言えば今月初めにSIMフリーモデルとして複数のMVNOから発売されたXiaomi Mi 11 Lite 5G。
SD780G搭載でハイエンド並みのスペックを備えながらもMVNOの割引キャンペーンなどを活用すれば約2万円で購入可能ということもあり、かなり注目度の高い人気機種となっています。
しかし今回、このXiaomi Mi 11シリーズにもう一つの廉価版モデルが追加されるという情報がリークされていました。
今回の情報によると、Xiaomi Mi 11の廉価版にはXiaomi Mi 11 Lite NEという未発表モデルが存在し、同モデルにSnapdragon 778Gが搭載されることは99%確実とのこと。
Xiaomi Mi 11 Liteシリーズには無印の4Gモデル「Xiaomi Mi 11 Lite」と日本などで展開されている「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」が存在しますが、これに新たなモデルが加わる、ということに。
また、SD778G搭載であれば5G通信対応なので、「NE」はXiaomi Mi 11 Lite 5GのNew EditionやNeo Eidtionといった意味がありそうです。
クアルコムの最新ミッドレンジ向けチップ、Snapdragon 778Gとは?
Snapdragon 778Gは6nmプロセス製造で、そういった意味では5nmのSD780Gよりも格下。
ただ、ベンチマークを見る限り、両者の大きな違いはなさそうでで、安定性も高そうな雰囲気。
Motorola Edge 20やGalaxy A52sなどに搭載されることが決まっており、先日もSD780Gより優秀かも、という件をお伝えしたばかりです。
いずれにせよ、今後しばらくは昨年のSD765Gにミッドレンジスマートフォン向けの主力チップとして活躍することは間違いなさそうです。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは様子見、「NE」待ちが吉?
当サイトでもお伝えしましたが、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは多くのゲームアプリでまともに動作しない、という報告が複数見られ、一部では発熱や電池異常消費の報告も。
そもそもSnapdragon 780Gを搭載したモデルがこのXiaomi Mi 11 Lite 5Gしか存在しないため、これがチップ起因なのか機種/ファームウェア起因なのかは不明。
さらにSD780Gは廃盤が濃厚で、今後同チップを搭載した別モデルがリリースされる可能性は低く、このXiaomi Mi 11 Lite 5Gの「ゲーム問題」は永遠にはっきりとした原因が分からないという可能性も。
ただ、今回のXiaomi Mi 11 Lite NEは今のところ同モデルのリリースが決まっているのはインドのみの模様です。
一方で、グローバル版の機種名についてはまだ不明、とも書かれているので、インド以外の国・地域で展開される可能性も十分にあります。
よって、ひょっとするとこの「NE」も国内展開されるかもしれないので、しばらく様子見をする、というのも1手かもしれませんね。
ソース: GIZMOCHINA
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