先日鮮明なレンダリング画像がリークされたモトローラの最新モデル、Motoro Edge 20。
8月11日の発表が確実視されているこの最新MototolaスマホのベンチマークスコアがGeekbench上で発見された模様です。
このMotoroka Edge 20はすでにクアルコムの最新ミッドレンジ向けチップ、Snapdragon 778Gを搭載することがマルチコアのスコアは2778ポイントと、性能的にはSnapdragon 855とSnapdragon 865の間くらい、といった感じ。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GのSD780Gは格下SD788G以下の性能?
一方、このSD778Gに一番近いチップと言えば、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに搭載されているSD780Gで、以下は最も期近のXiaomi Mi 11 Lite 5Gの国内版のGeekbench 5ベンチマークスコア。
2700ポイント台を出している測定結果もありますが一つだけで、平均では2400ポイント前後といった感じ。
このSD778Gは6nmプロセス製造のチップで、5nmプロセスのSD780Gと比べるとスペック上の性能では「格下」です。
一方、このSD778G搭載のMotoro Edge 20のものとされるベンチマークスコアはまだこの一つしか見つかっておらず、これはSD778Gの平均的な実力とは言い切れません。
ただ、SD778Gはサムスンの未発表新型モデル、Galaxy M52 5GもこのSD778Gを搭載してリリースされると言われており、以下はそのベンチマークスコア。
Motorola Edge 20よりもさらに高いスコアがでており、やはりこのSD778GのGeekbenchでの平均マルチコアスコアが2700~2800ポイントで落ち着く可能性はかなり高そう。
このSD778Gを搭載したモデルがさらに増え、もし平均で2700ポイント程度のベンチマークスコアを出すとすると、少なくとも同チップのベンチマークスコア上の性能はSD780G以上であることが確実となります。
SD780G搭載のXiaomi Mi 11 Lite 5Gについては複数のゲームがまともに動作しないといった問題や発熱問題も報告されており、CPUの動作も不安定である可能性があります。
一方、同チップはSD780GはXiaomi Mi 11 Lite 5Gのみに搭載されて「廃盤」というのは他にこのチップを搭載した機種が出てこないところを見るとどうやら事実の模様。
これについては5nmプロセスの生産ラインが不足しているため、とされていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
SD788G搭載モデルは今年の秋冬から来年前半にかけてリリースされるミッドレンジモデルの主力チップとなりそう。
Xiaoami Mi 11 Lite 5Gのコスパはかなり魅力的ですが、安定した性能のミッドレンジを求めるのであればこのSD788G搭載のモデルの登場まで様子を見る、というのも一手かもしれない。
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