速報!GoogleがPixel 6と6 Proのリリース予定を公式発表、自社製チップ「Tensor」搭載

Googleの次世代Pixel、Pixel 6シリーズ。

この最新Pixelについて、初めてとなる公式な情報が出てきた模様です。

9TO5Googleが同社の決算発表の内容の一部伝えたもので、同社は今回、次期PixelがPixel 6およびPixel 6 Proとなることを明らかにした、とのこと。

また、このPixel 6/6 Proには以前からの噂通り、自社製チップを搭載し、このチップ名は「Tensor」になるとのことです。

新型チップ「Tensor」については:

AI is the future of our innovation work, but the problem is we’ve run into computing limitations that prevented us from fully pursuing our mission. So we set about building a technology platform built for mobile that enabled us to bring our most innovative AI and machine learning (ML) to our Pixel users. We set out to make our own System on a Chip (SoC) to power Pixel 6. And now, years later, it’s almost here.
AIは、私たちのイノベーション活動の未来を担うものですが、問題は、私たちのミッションを完全に追求することを妨げるコンピューティングの制限に遭遇したことです。そこで私たちは、最も革新的なAIと機械学習(ML)をPixelユーザーに提供できるよう、モバイル向けのテクノロジープラットフォームの構築に着手しました。私たちは、Pixel 6に搭載する独自のSoC(System on a Chip)の開発に着手しました。そしてもうすぐ実現します。

要は、Googleが自社製チップの開発、そしてPixelへの搭載を決めた背景には、クアルコム製チップでは独自のAI開発に限界があったため、という意味だと思われます。

個性的なカメラ周りのデザインにも言及しており:

We also upgraded the rear camera system. The improved sensors and lenses are now too big to fit into the traditional square — so the new design gives the whole camera system a new home with the camera bar.
リアカメラシステムも改良しました。改良されたセンサーとレンズは、従来の正方形に収めるには大きすぎるため、新しいデザインではカメラシステム全体をカメラバーに収めるようにしています。

Pixel 6は90Hzリフレッシュレート対応で、6.4インチのFHD+ディスプレイ搭載。外観はマットなアルミニウム仕上げになるとのこと。

Pixel 6 Proは120Hzリフレッシュレート対応で6.7インチ QHD+ 。ボディーは「ライトポリッシュ」のアルミニウムフレームを採用するとのことです。

なお、下の画像からわかるようにいずれのモデルも3色展開になるとのことです。

Pixel 6 (上)とPixel 6 Pro (下)

また、両モデルとも画面内指紋センサーを搭載するようです。

追記:
このPixel 6、日本のGoogle公式サイト上でも正式にアナウンスされていました。

発売時期としてはPixel 5の廉価版、Pixel 5a 5Gが間もなくのはずですが、それよりも先にPixel 6シリーズを発表、というのはなかなか興味深いところです。

なお、今回のPixel 6シリーズ発表はすべての国のGoogle公式サイト上に掲載されているわけではなく、今のところは米国、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ、日本、台湾のみ。

ということは逆にこれらの国での同モデルの発売は確定、という事になると思います。

ソース:9TO5Google

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