先日、SIMフリー版およびドコモ、au、楽天モバイル版の価格が一斉発表された国内向けのソニー製最新コンパクトフラッグシップ「Xperia 5 V」。
個人的にはSIMフリー版(139,700円 税込)に関しては発表前の時点で、13万円台中盤を予想していたので、キャリア版からストレージアップグレード(256GB)で、この価格ならまあ許容範囲かなという印象も受けます。
一方、このXperia 5 Vのライバル機種と目されるのがASUSUの2023年フラッグシップ、ASUS Zenfone 10で、今年は前モデルよりリリースが早く、Xperia 5 Vより一足先に発売済みとなっています。
そして今回、このASUS Zenfone 10とXperia 5 Vの価格を比べてみたところ、驚くべき違いがあることが判明しました。
先述のように、Xperia 5 V 256GB (SIMフリーモデル)の価格は139,700円。
一方、ASUS Zenfone 10にはいくつかのメモリ・ストレージバリエーションがあり:
- 8GB/128GB: 99,800円
- 8GB/256GB: 112,800円
- 16GB/512GB: 134,800円
つまり、同じ8GB/256GBモデルを比べると、Xperia 5 VはASUS Zenfone 10より3割以上高い、ということになります。
また、Zenfone 10の最上位モデル(16GB/512GB)と比べるとさらクレイジーで、Xperia 5 Vはメモリもストレージも半分なのにもかかわらず、価格は約5000円も高いということに。
もちろん、スマホのスペックはメモリやストレージだけはありません。
他の面でXperia 5 Vの方が優れているという部分もあります。
ただそれはZenfone 10も同じ。
また、これは確定情報ではありませんが、Xperia 5 Vのストレージ規格は1世代前のUFS3.1の可能性がかなり濃厚。(Zenfone 10はUFS4.0です)
一方、SIMフリー版のXperia 5 Vはまだ「安い方」で、キャリア版はストレージが128GBなのにもかかわらず15万円前後。
こうなると正直比較対象にすらならない感じです。
同クラスの機種で3割以上の価格差、もしくはメモリ・ストレージが半分以下にも拘らず高めの価格設定。
いくら国内でソニーブランドの地位が高いと言っても、さすがにここまで価格差がでると躊躇するユーザーも増えてきそうです。
コメント
カメラは削るわディスプレイはケチるわで誠実さに欠けますね。長らく(数ヶ月Xiaomiに浮気期間あり)Xperia使ってきましたが、しばらくは距離を置こうと思います。音響面は優秀なんですけどね。