先日、中国版のXperia 1 Vに提供された最新ソフトウェアアップデート。
少し前に、このアップデートではセキュリティパッチやバグの修正以外にも新たに「リフレッシュレートの制限」が可能な機能が追加された、という件についてお伝えしました。
この機能はユーザーが指定したアプリのリフレッシュレート制限(おそらく60Hzに固定)することを可能にするもので、これにより「低残像設定の使用」をオンにした状態(つまり120Hzモード)でも、指定されたアプリだけは60Hz表示することができるというもの。
そして今回、この新機能を実際に使用したユーザーから興味深い報告が見つかりました:
強いて言えば、特定のアプリ使用時のリフレッシュレートを120Hzに固定するオプションも欲しかったが、それでも今回の新機能はとても良いと思う。
頻繁に使用、でも、高リフレッシュレートが不要なアプリのリフレッシュレートを制限したところ、発熱が大幅に抑えられ、バッテリー持ちも体感で2~3割向上した。
これ、どういったアプリの表示を制限したのかまでは言及されていませんが、「頻繁に使うアプリ」の表示を制限することでバッテリー持ちが大きく向上した、というのは興味深いところ。
また、同時に発熱も抑えられるようになった、とあります。
Xperia 1 Vは前モデルと比べるとかなり発熱は抑えられているとは言われていますが、それでもオーバーヒーティングに起因すると思われる機能制限や不具合の報告が皆無というわけではありません。
そういった意味でこの新機能、上手く使えばかなり重宝しそうですね。
なお、この機能は8月分のセキュリティパッチを含むファームウェアアップデートで追加されること似ると思われ、国内キャリア版、SIMフリー版にもおそらく来月中には提供されることが予想されます。
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